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 『はれた日は学校をやすんで』 [小説]





はれた日は学校をやすんで (アクションコミックス)

はれた日は学校をやすんで (アクションコミックス)

 サイバラ本は、気にはなってても、あの絵がネックで、これまで手が出なかったのだけど。

 解説の

自分に素直だから学校になじめない女の子、めぐみちゃんが主人公の叙情的作品。

 に目が吸い寄せられてしまった。だって、私も“同類”だったから。

 もちろん、この本の主人公とおんなじ、と言いたいわけじゃない。(まだ読んでないから、どんな子がわからないよ)

 

「小学6年生」に連載された。

 というだけあって、いわゆる“サイバラ式”の絵ではないらしい。あの絵がちょっぴり苦手だったヒト――私だ――にも大丈夫のようだ。

 作者の話の

 会社も毎日行く必要はなくて、(略)家庭だって毎日きちんと「営業」する必要はない。

 怠けることを勧めるわけではないけれど。

 というところ、大いに共感。

 自分なりに、子育て、家事をがんばってきたつもりで、そうしてるうちに身体がガタガタになってしまった。今も医者に通ってさまざまな薬を飲んでいるけれども、毛利 子来 さんの『新版 赤ちゃんのいる暮らし』を読んだとき、ふっと楽になった。

 “そんなに頑張らなくてもいいんだよ”

 “ときには、へたばってる姿を見せるのも、子どもには人生勉強”

 という言葉には、目から鱗が落ちた。

 もっとも、最近の私は、のったりしすぎて、夫に小言いわれちゃったりするんだけれど。(^_^;


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