キラキラ [つぶやき]
マニキュアを買った。細かいラメが虹色にちらつく、とても綺麗な色の。
写真では、よく見えないな~。
1度塗りだと、細かな粒子みたいなきらめきが渋い。
2度塗りすると、俄然ラメが輝きだして、光が当たると虹の帯になる。
ビーズクラフトでもそうなのだけれど、スワロフスキーとか、光り物が好き。
光を浴びてキラリと輝く、その瞬間の美しさを、ずっと見ていたいと思ってしまう。
われながら思う、どうしてこんなに?
爪を眺めていて思ったのは、これは星空だ、ということ。
星は、子どものころから好きだった。流星群を眺めたり、プラネタリウムに行ったり。天文年間や写真集を見るのも楽しかった。
天高く瞬くきらめきを振り仰いでいると、地上のことなどすべてちっぽけに思えて、気持ちが晴れた。
その気持ちのかけらが残っているのかな。すごく卑近なモノたちばかりだけれど。
いや、人工的なものばかりではなく、自然のものでも、それは同じ。たとえば、雨上がりの庭などで、葉っぱの上にのった水滴がチカチカ瞬いたりしていると、幸せを感じる。
まだ、大丈夫かな、などとも思ったりする。
マニキュアの話から、ずいぶん大きなところまで行ってしまったな……。流行のネイルアートなどは、さすがにトシのこともあるし、興味はないのだけどねえ。
クロッシェ・ビーズのブレスレット [クラフト]
完成。
糸がグラデーションになっているので、編んでいくうちに透けるビーズから見える色が変わっていくのが、綺麗。
編み始めは、上手くビーズが並んでくれなくて、何度もやり直したのだけど。某サイトで最初の2段くらいは緩くても大丈夫、とあったので、そのまま編み進めてみた。案外、上手くいったのでは。
最後のまとめ部分が一番いい加減。とにかく繋がればいいよね、と同じ色のビーズ同士に渡っている糸を掬って、普通の編み物みたいにはいでしまった。
それでも、一応ちゃんとした形になってくれたので、ホッ。
雑誌の相次ぐ休刊、とか [ニュース・クリップ]
そもそも書店へ行くと、雑誌の棚の凄まじさ=多さにいちいち驚く。
活字不況とか書籍不況と言われているはずなのに、この活況は何? という感じ。欧米のようすはよく知らないけれど、国外から来た人ばバブルかと思うのではないかと、毎度のように考えていた。
……のだが。実は自転車操業のなせるわざだと、どこかで読んだ。売れないからよけいに売れるものをと作る。でも売れない。さらに手を変え品を変え作る。でも……の繰り返しだと。
このニュースは、そうした危うい綱渡りから、ついに落っこちてしまった、ということなのだろうか。それとも、綱自体がユルユルになって、切れそうになっている(まだ希望はある?)ということなのか。
エコな視点から、使用される紙のことを考えれば、もっと減ってもいい、という人もいる。
今回休刊になったという雑誌は、好きな人にとっては残念かもしれないが、一般に知られているそれぞれの業界誌に比べれば、2番手3番手ともいえ、“被害”は小さいのかもしれない。もちろん、当の出版社の関係者の方々にとっては、それどころではないのだけれど。
遠藤淑子の新刊、『なごみクラブ』その他 [コミックス]
読んでない本のエントリーが続くなぁ。
Amazonからお知らせが来た。こういう場合は、親切と言えるのかも。新刊案内で見落としていたようなので。
(1)とあるからには、シリーズとして続くんだろうなあ。この人の作品は、連作長編のほうが面白くなると思うので、これは買い。
というのも、このところの短編ものは、読めば楽しいんだけど、何か1つ物足りない……という気にさせられていたから。
絵柄的にショートギャグが似合う感じではあるのだけど、案外ストーリー性の強いもののほうが読み出がある(当たり前?)。と思う。
今回、晴れて文庫版として復活(?)したらしい、こちらの作品のように。
白泉社
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白泉社
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はてな:狼には気をつけて 第1巻 (白泉社文庫 え 1-12)
はてな:狼には気をつけて 第2巻 (白泉社文庫 え 1-13)
表紙の“絵”が出ない~!
そうはいっても、こちらも気になる……。
キーワード:午後のお茶は妖精の国で (Feelコミックスファンタジー)
『京都時代MAP 平安京編』 [書籍、雑誌]
Amazonを開いたら、なぜかこの本の案内が出てきた。最近、小旅行しようとガイド的なものを調べていたからかな。それも関西方面。Amazonは、勝手に関連本として検出してくる本が、こうして上手い具合にハマればいいのだけど、大半が???なので、正直あまり好まないのだけど。しっかり新刊本などの情報を出してくれた方が、ありがたい。
キーワード:京都時代MAP 平安京編
愚痴はともかく、便覧的な本が好きな者としては、なかなか楽しい。とくに、下に載せるブログに書かれているように、“現在の地図”と“平安時代の地図(千年前!”が薄紙で重なるようになっているのが、なかなかのアイディア。
一気に時代を超えて繋がる感じが、なんだかゾクゾクする。
源氏物語の相関図が少々、漫画チックなのはご愛敬。傍らに置いてページを紐解きながら訳本を読んでいると、なかなか優雅な時間を過ごせる、気がする。
★参考。
★公式?は、こちらみたい
『海街diary 』新刊 [コミックス]
bk-1に、来月以降のコミックスの予定を見に行ったら、お、あの“第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞! "の、『海街diary』第2巻と『海街diary すずちゃんの鎌倉さんぽ』の2冊が入ってる!
いさんで買い物かごに入れたら……ありゃ、10月刊行でした。
そういえば、「flowers」の案内にも、そう書いてあったっけ。来月!と思ったら違っていたんで、先は長いな~とがっかりしてたんでした。
お話自体は「flowers」のほうでしっかり読んでいるので――というより、最近はこれが読みたくて雑誌を買ってるような――早くしろ~、というほどではないんですけどね。(『鎌倉さんぽ』のほうは、早く読みたいぞ。鎌倉へ行きたくなりそうだけど。いや、すでになってるけど)
てか1巻、どこへ行ったっけ。( ̄▽ ̄;)
『源氏物語の時代―一条天皇と后たちのものがたり』 [書籍、雑誌]
源氏物語千年紀。
久々に書店へ行って、文学の棚を物色してきた。そこは、住宅街にあるショッピングセンターに入っている店なのだけれど、それにしては街中と同じような“知的”なラインナップになっているのが便利。少し前まで、源氏物語千年紀特集として(文庫に限ってだが)、いろいろな翻訳本が並んでいた。
そんな風に、頻繁に書店に行くことがなくなったせいか、新刊の情報にひどく疎くなった。『千年の黙』を知ったのも(2003年刊!だというのに)最近で、やっと読了。感想を書いておこうと思ったのだけれど、こちらの本を知って、読んでからにしようかなと思った。
朝日新聞社
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キーワード:源氏物語の時代―一条天皇と后たちのものがたり (朝日選書 820)
というのも、こちらのはてなで、大塚ひかりさんがブログを始められて、そこに興味深い話が書かれていたから。
「紫式部はどうして『源氏物語』を書いたか、彼女の人生に何があったのか知りたい」みたいなことを、何年か前、学者の集まりで言ったら、
「『源氏物語』と紫式部を関連づけて論じるのはおかしいんだよ。そもそも紫式部の自筆本なんて残ってないんだし。あれは定家の作品といってもいいんだから」
と言われて、
うへぇ、そんなことを言う人がいるんだ~。びっくり。
そりゃたしかに仰るとおり、でもそれを言っちゃあおしまいよ、という話ではないか。だが、この『源氏物語の時代』を読んで、むしろその学者のほうがおかしいとわかった、みたいなことを書かれている。
こうした関連本も、ちゃんと読んでみなくちゃね。
ちなみに、娘が学校で学習しはじめたせいか、あれこれ解説本を欲しがって。図書館へ行ったら、寂聴さんの訳本があったので、借りて(私のほうが)読んでいる。昔、円地文子さんの訳を読み始めて挫折したのは、単なるナマケだったのか、そうじゃなかったのか……。それにしても寂聴訳、読みやすい。分かりやすい。
両方読んでから、感想をつらつら書いてみよう。
地元意識~お国(邦)自慢 [つぶやき]
高校生クイズを見ていて思った。なぜ自分は、住んでる土地にある高校を応援しちゃうんだろう? ラサール、灘、開成、東海etc. “有名どころ”の高校生ばかりが出ている。公立ならまだしも私立だと、市外県外から来ている生徒も多いだろうに。そうなれば生徒自身の帰属意識も、学校にはあっても、その学校の建つ土地に対しては薄そうではないか。現に彼らの大半は、東大や京大といった有名大学に進むのだから。
だとしたら(?)妙な地域意識(帰属意識)で見ること無いよなあ、とぼんやり考えた。
そうしているうちに、予約しておいたNHKで和太鼓のTAOの特集へチャンネルが切り替わって、そうしたお国応援の気分も、どこかへ消えた。
――はずだったのだが。
こちらはこちらで、“愛知(豊田)で生まれ(小牧で)育ち”、今は世界へ、とアナウンサーが言っている。あらら、こちらも「お国自慢」の種だ。
久々の“地元(豊田市)”での公演ということで、「昔から応援してくれている人たちが駆けつけて、とてもアットホームなコンサートになりました」とアナ。
まぁこういうのは、無名のころから地元の人たち、団員の周囲の人たちが見守り、応援し続けて、彼らを大きく育てた、ということで、心を寄せるのは当然だろう。
私のような、ただ愛知に住んでいるというだけで彼らに親近感を覚える、というのが、妙なものなんだよな。などとも、思った。
こんなことを考えるようになったのも、『スポーツニュースは恐い―刷り込まれる〈日本人〉』という本を読んだからだ。この本に関しては、もう少し、あれこれ書いていこうと思っている。
日本放送出版協会
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キーワード:スポーツニュースは恐い―刷り込まれる〈日本人〉(生活人新書)
『新版 色の手帖』 [書籍、雑誌]
ビーズ関連のサイトから、この本の存在を知った。
小学館
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キーワード:新版 色の手帖―色見本と文献例でつづる色名ガイド
以前に『色々な色』という『空の名前』のヒットで出たような豪華な装丁の本があったけれど、それよりはもう少し“辞典”に近いのかな。
アートブック的に“見る”本だった『色々な色』は、とくに日本の色、和名が素敵だったけれども、これもそうした“和の色”が多く載っているようす。
今なら朽ち葉色、柿色、茄子紺。言葉を聞いているだけで、季節を感じられる。(もちろん、英語などにも、オータムリーフ、なんて言葉があるのだけど)
日本語っていいなぁと思う瞬間。
おっと、色の話だった。
ビーズが好きな理由は、様々な色合いと輝きが、見ているだけで気持ちを高揚、あるいは鎮めてくれるから。
暗色でも、組み合わせの妙で、とても美しく見え始める。
さて、その“妙”を見つけるために、この本で勉強するとしますか。
★参考:
キーワード:空の名前
光琳社出版
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キーワード:色々な色―Colors of nature