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 『HEAR THE SOUND』ヴィクター・デイヴィス [音楽]





HEAR THE SOUND

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 FMラジオから朝、流れてきたのがこの中の1曲。

 ソウル系な歌声なんだけど、朝にぴったりな軽い――でも、上品で美しいメロティラインに速攻、ハマッてしまった。

 DJが言った名前をサーチ。予想どおり、黒人系のアーティストだった。なんで、欧米の歌手は声量があって上手くて、軽~く歌ってもサマになるんだろ、と思ってしまう。声帯の筋肉がちがうんかいな。

 もちろん、日本の歌い手さんにも上手い人は大勢いるんだけどね。

 言語の差ってこともあるのかもしれないけど。

 とにかく、少し鼻にかかった、深みのある声は好みなんだなぁ。



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 『ワリー』が流れてきたので [映画]





 朝、FMラジオをつけていたら、聞き覚えのあるメロディが。カタラーニのオペラ「ワリー」のアリア。

 オペラにはあまり造詣が深いとは言えない私が、こんなマニアック(?)な曲を知っているのは、遙か昔に見たフランス映画『DIVA(ディーバ)』のおかげ。

 流れていたのは、サラ・ブライトマンの新しいアルバムから選曲されたものだったけれど。

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5 カタラーニの歌劇「ラ・ワリー」のアリアがいつまでも心に残る作品
5 女神の歌声と、オシャレな映像
5 スタイリッシュな夜明けのブルー

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 近ごろ、トリノ冬季オリンピックの女子フィギュアで荒川選手が金メダルを取った――長っ――せいか、クラシック音楽に世間の人の興味が向いているようす。

 そのおかげで、サラ・ブライトマン版とはいえ、「ワリー」なんて曲がFMで、朝っぱらからかかったのかも。

 懐かしくなって、映画『ディーバ』のサントラCDを出して聴いてみた。

 このCDも、結構、シンドイ思いをして探し出して買ったのだけど、今でも売ってるのかな、とちょっと気になって調べてみた。

 ら、さすがにサントラはなかったけれど、映画のDVDが出てる!

 いや~、いい時代になりました。

 ビデオは当時、比較的、楽に手に入れたけど。それでも、店の片隅に1本だけ置いてあったっけ。

 映画館で見て妙に気に入って、期間が短かったために「もう一度、見たいなぁ」と思っても×。(名古屋はとくに、一度、見逃すと次がないから) レコード店(これも懐かしい響き)で見つけて即、買い。

 以来、何度見たことでしょう。

 ストーリー的には、はっきりいって、なんてことない映画。

世界最高の歌声をもつオペラ歌手の歌を吹き込んだカセット・テープが原因で、不可解な事件に巻き込まれてしまった青年を中心に描いた、スタイリッシュ・エンターテイメント。リシャール・ボーランジェほか出演。

 不可解といっても、“青年”ジュールのしでかしたことが原因なわけだから、自業自得なんですけど。(^_^;

 アクションあり、ラブあり、刑事、殺し屋、今でいうフリーター(?)コンビ、まぁ、いろいろな人物が出てくる。

 ただ、中心になっているもの(こと)が“ディーバ”=オペラ歌手の歌声、というあたりが斬新だったのはたしか。

 フランス映画にしては、当時、流行ってたNYのソーホー・ライフみたいな雰囲気が全編に漂っていて、“らしくない”描写が面白かった。ジュールが郵便夫で、コロッとしたバイクに乗っていたり、白面の貴公子みたいな外見のくせに、落ち込んでメット被ったまま寝てしまったり。“ディーバ”ことシンシアというオペラ歌手に入れ込んで、歌声だけでなく舞台衣装のローブまでガメてしまったり。

 

 画面もジュールのときはブルー系、リシャール・ボーランジェ演じるゴロディッシュとアルバのコンビのときは赤茶系と、映像も本当にキレイだった。

 そして、忘れてならないのが音楽。やっぱり音楽。だって、「ワリー」だからねぇ。ロックスターみたいにオペラ歌手にハマる、というところは、今の時代を先取りしていたのか、と今となっては思える。

 それともう1曲、ジュールとシンシアが“デート”する、雨のパリの石畳の上を歩くシーンでかかっていたピアノ曲が、妙に耳に残って。ちょっとサティみたいなんだけど。その点も、“スタイリッシュ”と感じたのかも。とにかく、この曲も聴きたくて、必死にサントラを探したのだった。


 う~ん。ビデオもそのうち、デッキが没になって、見られなくなるかも。今のうちにDVDを手に入れておくべきかな。DVDも、どうなるか、わからないけどねぇ。


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 映画『SHINOBI』 [映画]


SHINOBI

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 山田風太郎原作。

 面白かった~! が★5つなら、これは★4つ。

 役者がよかったのと、映像の華麗さで、★3つにはしたくないなぁ、といったところ。

 不満は、ドラマ、恋愛、アクション、謎、のどれもが中途半端だったこと。

 最初の30分くらいは、なかなかお話が始まらない、だれ感あり。

 ここを、もっと刈り込んで、主役ふたりの心の通い合いとかアクション、あるいはその他の豪勢な――キャラとして、ということね――脇役たちのアクション・シーンに費やしてくれれば、もうちょっと、「楽しんだ~」という気持ちになれたのに。

 “謎”はあるいのだけど、ストーリーとしては一直線なので、よけいに“そこ”へ至るまでの(文字通りの)“道(プロセス)”をふくらませて欲しかったなぁ、と。

 主役のオダギリ・ジョー、仲間由紀恵の存在感と演技がいいだけに、もったいない~、と感じてしまう。あんまり出番ないし、見せ場も少ない。

 他にも、椎名桔平とか、上手い役者が出てるのに、こちらも生かし切れてない。キャラの生い立ちとか背負ってきたものが、(わかるけど)深みのある描き方がされていないので、入り込めないというか。


 最近の傾向か、衣装デザインはよかった。敵、味方の色合いの分け方も、なかなか。(ワダエミ的発想?)

 忍者の隠里が主たる舞台のせいか、山、谷間の川、たなびく雲、四季折々の花や木々、といった陰の主役(?)の映像も、溜息が出るほど綺麗。

 なので、やはり、そこでうごめく人間の描写をもっと……。ホント、もったいない。



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