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 “トルストイの散歩道”シリーズ [児童書、YA]


 新聞に広告が載っているのを見て、即、買い。

イワンの馬鹿イワンの馬鹿

レフ トルストイ, 北御門 二郎 あすなろ書房

★はてなキーワード→「イワンの馬鹿 (トルストイの散歩道)



 なんせ、挿画が和田誠さん!

 星新一の“児童書扱い”全集も、これでノックアウト(笑)。

 自分が読むというより、子どもに読ませたいと思っての購入ですけどね。

 もちろん、私も楽しみます(笑)。シリーズの中には、未読のお話もあるし。

 中学生なのに、か、あるいは中学生だから、か、わが家の王女様は、いつまでも子どもっぽい。本も、外見が可愛らしく、親しみやすい感じでないと、なかなか手にとってくれない。

 岩波文庫などのいかついイメージの本――というか、ライトノベル系意外は、全部そうかも――は、学校や塾からオススメ・リストをもらってきても、なかなか読もうとしない。

 そんなとき、こういうのは助かる。

あすなろ書房のサイト「トルストイ民話集 全5巻」より。


レフ・トルストイ 著/北御門二郎 訳/装丁 和田誠

各巻定価945円(本体900円+税)/判型 18.8cm×12.8cm

《全巻・好評発売中》

(1) 「人は何で生きるか

  4-7515-2381-3/92P

(2) 「イワンの馬鹿

  4-7515-2382-1/108P

(3) 「人にはたくさんの土地がいるか

  4-7515-2383-X/80P

(4) 「二老人

  4-7515-2384-8/92P

(5) 「愛あるところに神あり

  4-7515-2385-6/100P

大文豪だからと敬遠していたのは間違いだった。

読んでみるとちっともむずかしくないのだ。 ―和田誠 

● 装丁は和田誠氏。

  表紙イラストレーションをはじめ題字、トルストイの似顔絵を使用したロゴマークなど和田氏らしい、読書好きの心をつかむデザイン。

● 訳者は北御門二郎氏。

  トルストイを深く信奉し、郷里熊本の山中で農業を営みながらその翻訳に尽力した。兵役拒否者としても知られ、日中戦争が始まった翌年、徴兵検査の知らせを受けたが、17歳で「イワンの馬鹿」と出会って以来トルストイから学んだ非暴力を胸に兵役拒否を決意。独学でロシア語を習得し、戦後トルストイの翻訳を始め、「戦争と平和」「アンナ・カレーニナ」「復活」の3部作が79年に日本翻訳文化賞を受賞した。本書は「心訳シリーズ イワンの馬鹿」(地の塩書房刊)の改訂版。


 全部、購入は大変なので、図書館で予約を入れて、順に読んでいこうかと思ってます。



★楽天ブックス

イワンの馬鹿


 サーモス・ポット、今度は2WAY [玩具、雑貨]





 以前に、鞄に入れて常時、携帯するためのポットを購入、というエントリーを書いた。それを娘に取られた(!)ため、もう1つ、自分用に買おうかなと。やっぱりAmazonであれこれ見ていたら、今は蓋がポットと“そのまま飲み”用の両方に使える形になっている。



 これなら、いわゆる「個人用」=直飲み、ということも出来そう。ちょっと太めちゃんなんので、写真のようには片手で持って、というわけには行かないかもしれないけれど。

 柄も可愛い。


 「W杯のマル激的考察」やっと見た [サッカー]





 ちょいと興奮状態で、別ブログでW杯ネタばかり書いてきてしまったけど、「丸激」を見たら、少し熱を冷まされた。

 別ブログ内の以前の記事に書いたように、近ごろのワールドカップは、巨大ビジネス化している、のは、素人サポでもわかる。

 そのあたりを、→「神保・宮台、丸激トーク・オン・デマンド」――第273回[2006年6月23日] W杯のマル激的考察 ゲスト:田崎健太氏 (ノンフィクションライター)で討論していた。

 ホントは、もっと早く見たかったのだけど、88分とか、けっこう時間を取られるので、思うにまかせなかった。


 で、中身。

 電通ビジネスとか、FIFAの歴史的流れとか、日本代表がなぜ98年まで出られなかったのか――予選でなぜ勝てなかったのか――とか、裏話的な話もいろいろあって、興味津々。まぁ、予選でなぜ勝てなかったのか、に絡んで審判の話とか、ちょっと眉唾的な感もあるのだけど。

 今回の大会でのファールの取り方(というか、取らないやり方?)を見たり、“主審がゲームの流れをコントロールする”という言を読んだりすると、そういうこともアリなのかな、とは思う。


 それはともかく。

 番組内でも言及されていることなのだけれど、日本はとくに、“イベント=お祭り”としてのワールド・カップになりすぎている、という指摘は、グサッと来た。私も“乗り”すぎてるクチだから。(←これは、こうして連日、ブログに書き込んでる、ってことに対してもあるのだけどね)

 欧州、南米も熱狂的に大騒ぎしていて、日本と似たような状況に見えるけれども、微妙な違いがある、ということらしい。見る者=ファン、サポーターの質というか、W杯に対する態度に差があるということか。

 私自身は、日本代表が絶対に勝つと思いこんでたわけではないし、日本以外の試合や、もちろん決勝とか3位決定戦などを見てしまうと思うんで、単に「日本バンザイ」を叫んでいるだけのようなニワカではないつもりなのだけれど、う~ん、どうなんだろう。やっぱり、踊らされてるのかな。


 この本を読んで、多少、知識を仕入れた方がいいのかも。

W杯ビジネス30年戦争

W杯ビジネス30年戦争

田崎 健太

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