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 TV「魔術師マーリン」繋がりで『魔法の島フィンカイラ』 [児童書、YA]








 久々に地元の図書館へ行った。期限が来ていた本を返しに行き、ついでにお正月に読める本を探しに行ったのだけど。――たぶん、正月中は読書は無理だろうけど。

 クラフト関係の本は、比較的近い名古屋市立の図書館で借りたり、予約を入れたりしているので、まぁ物色しなくてもいいかな、と思い――検索で、どんな本があるか分かってるしね――ふと思い立って子どもの本のフロアーへ行ってみた。(玄関ロビーを挟んで、大人のフロアと、両側に分かれているんですよ)

 でもって、海外コーナーへふらりと行ってみたら、あらあるじゃないの「1巻」。

魔法の島フィンカイラ (マーリン 1)

魔法の島フィンカイラ (マーリン 1)


 しばらく行っていなかったから、借り出し状況が分かっていなかったけれど、シリーズとして次々に出ていた頃は、棚に戻ってきていないことが多かった。落ち着いてから借りよう、と思いつつ、今日まで来てしまった。

 シリーズ物は、揃っているようで、「1巻」だけ無かったりする――借り出されている――ことが多いし。

 なんだか(やった!)という気分になって、借りてきた。

 ついでに、こんなのも見つけてしまったので、一緒にカウンターへ。




 以前に、サトクリフの書いたアーサー物を借りたことがあったけれど、ニュアンスというかとらえ方やテーマが、いわゆる「アーサー王伝説」とは違っていた。こちらも、いずれは読みたいと思っているけれども。今、家に持ち帰って、子どもが飛びついてくるのは、上に挙げた種類だよね。

 とくに「魔法の島~」のほうは、マーリンの幼少時代、という設定も似てるし、取っつきやすそう。


 『ブラッカムの爆撃機』 宮崎駿:編 [児童書、YA]





ブラッカムの爆撃機
ロバート・ウェストール作 / 宮崎 駿編 / 金原 瑞人訳岩波書店 (2006.10)通常24時間以内に発送します。

 ロバート・ウェストールは、もともと好きな作家。

 『海辺の王国』とか『猫の帰還』、『弟の戦争』など、傑作は数知れず。児童書扱いなので――実際、子どもからヤング・アダルト世代に向かって書いているのだけど、大人も充分に堪能できる内容のものばかり。

 戦争をテーマにしたものが多い。子どもの本だと莫迦にして読まないのは、むしろ損かと。

 私は『猫の帰還』がいちばん好き。この猫は、一般の人が思ってる“犬”的な行動、ご主人様のいるところへ“戻る”ために旅をする。こおあたりの描写がストイックで、物語に一本筋を通してるというか。

 猫が主人公――といっても、この猫は『我が輩~』みたいに喋らないけれども。いってみれば狂言まわしってことになるのかな。淡々と客観的に“彼”の周囲のようすが、人間たちのドラマが描かれるのが、独特の雰囲気をだしていて、むしろ胸に突き刺さる。

 


 “トルストイの散歩道”シリーズ [児童書、YA]


 新聞に広告が載っているのを見て、即、買い。

イワンの馬鹿イワンの馬鹿

レフ トルストイ, 北御門 二郎 あすなろ書房

★はてなキーワード→「イワンの馬鹿 (トルストイの散歩道)



 なんせ、挿画が和田誠さん!

 星新一の“児童書扱い”全集も、これでノックアウト(笑)。

 自分が読むというより、子どもに読ませたいと思っての購入ですけどね。

 もちろん、私も楽しみます(笑)。シリーズの中には、未読のお話もあるし。

 中学生なのに、か、あるいは中学生だから、か、わが家の王女様は、いつまでも子どもっぽい。本も、外見が可愛らしく、親しみやすい感じでないと、なかなか手にとってくれない。

 岩波文庫などのいかついイメージの本――というか、ライトノベル系意外は、全部そうかも――は、学校や塾からオススメ・リストをもらってきても、なかなか読もうとしない。

 そんなとき、こういうのは助かる。

あすなろ書房のサイト「トルストイ民話集 全5巻」より。


レフ・トルストイ 著/北御門二郎 訳/装丁 和田誠

各巻定価945円(本体900円+税)/判型 18.8cm×12.8cm

《全巻・好評発売中》

(1) 「人は何で生きるか

  4-7515-2381-3/92P

(2) 「イワンの馬鹿

  4-7515-2382-1/108P

(3) 「人にはたくさんの土地がいるか

  4-7515-2383-X/80P

(4) 「二老人

  4-7515-2384-8/92P

(5) 「愛あるところに神あり

  4-7515-2385-6/100P

大文豪だからと敬遠していたのは間違いだった。

読んでみるとちっともむずかしくないのだ。 ―和田誠 

● 装丁は和田誠氏。

  表紙イラストレーションをはじめ題字、トルストイの似顔絵を使用したロゴマークなど和田氏らしい、読書好きの心をつかむデザイン。

● 訳者は北御門二郎氏。

  トルストイを深く信奉し、郷里熊本の山中で農業を営みながらその翻訳に尽力した。兵役拒否者としても知られ、日中戦争が始まった翌年、徴兵検査の知らせを受けたが、17歳で「イワンの馬鹿」と出会って以来トルストイから学んだ非暴力を胸に兵役拒否を決意。独学でロシア語を習得し、戦後トルストイの翻訳を始め、「戦争と平和」「アンナ・カレーニナ」「復活」の3部作が79年に日本翻訳文化賞を受賞した。本書は「心訳シリーズ イワンの馬鹿」(地の塩書房刊)の改訂版。


 全部、購入は大変なので、図書館で予約を入れて、順に読んでいこうかと思ってます。



★楽天ブックス

イワンの馬鹿


 『SFセレクション 全7巻』 [児童書、YA]


SFセレクション 全7巻

SFセレクション 全7巻

赤木 かん子

by Amazon

(キーワード→「SFセレクション 全7巻」)

 フェリシモという通販会社のブックポート・クラブというブックレットを取っているのだけど、たまにへぇ、と思うような本が載ってくる。

 今回はこれ。

 この中で、まず読んでみたい、中学生の娘にも読ませたいと思ったのは、

変身願望~メタモルフォーゼ

変身願望~メタモルフォーゼ

志村 貴子, 菅 浩江, 赤木 かん子

by Amazon

(キーワード→「変身願望~メタモルフォーゼ (SFセレクション)」)

志村貴子という人は漫画家さんらしいけれど、私が反応したのは菅浩江さんの方。

 他にも

空への門:星新一

宇宙少女アン:クリス・ネビル著 福島正実訳

ぼくは、おんなのこ:志村貴子

嘘つきな人魚:菅浩江

わが家のサッカーボール:イアン・マクラウド著 宮内もと子訳

 の全5編が載っているとあった。

 「嘘つきな人魚」は、どこかで読んだことがあるような気がする。けど、近ごろ、SFなライトノベル(ライトノベルの中のSF?)にハマっている娘には、ちょうどいい選書ではないかと。

 同じシリーズの別の本では違うようだけど、これは児童書の専門家と言ってもいい、赤木かん子さん編集。信頼がおける。

 私自身は、もともとSF者だから、それぞれの作家ごとの――こうしたアンソロジーではなく――本を読みたいけれど、入門編にはいいかも。



★bk-1

変身願望-メタモルフォーゼ
志村 貴子〔ほか〕著 / 菅 浩江〔ほか〕著ポプラ社 (2005.2)通常2-3日以内に発送します。



★楽天ブックス

SFセレクション(6)


 全7巻のセットは、ポプラ社のホームページでも買えるみたい。


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 『スペシャルエディション ナルニア国物語』なるものが [児童書、YA]





キーワード→「スペシャルエディション ナルニア国物語 全1巻


スペシャルエディション ナルニア国物語 全1巻

スペシャルエディション ナルニア国物語 全1巻

C.S.ルイス, ポーリン・ベインズ, 瀬田 貞二


 以前のエントリー(http://d.hatena.ne.jp/erka/20060108)で書いた、「カラー版 ナルニア国物語」を、思い切って購入したのだけど、そのとき、Amazonでオススメ、と現れたのがこの本。

 うわ~。

 豪華大型1冊本。

 いわゆるモノホンのハードカバーで、“ご家庭の本棚に飾ってください”=安置本、てやつ?

 うそ~。セット本より安い!


 以前、指輪物語がアニメになったとき、同じような豪華大型本が出た。(今でも出てるみたいだけど――最近の実写版映画のおかげかな)

 さすがにそれは、1冊にまとめることはできなくて、全3巻だったと記憶してる。あのころ、ビンボー・シングルだった私は1巻しか買えなくて、でもたしか、3冊揃えても文庫版のセットをまとめて購入するのと同じくらいかちょっとお高いくらいのお値段で、(へぇ意外に良心的だな)と思ったことを覚えてる。

 ホントのところ、どうだったのか、わからないけど。つまり、文庫1冊の代金が高い! のかもしれないけど。


 でも、まぁ、手に入れた“大版”指輪物語がそうであったように、さくさく読むには、デカイのは向いてない。書斎があって、そこでリッチな気分で頁を開くにはいいけど。ちょうど、「はてしない物語」のなかで、書店のオヤジがやってたように。

 一般人としては、四六判くらいの手頃な大きさの方が、やっぱりいいよね、読みやすくて。

 それに、大型本は、意外に絶版にはならない印象があるけど、小型カラー版のほうは、ブームが去ったら、さっさと書店(版元)から消えそう。今のうちに手に入れておかなければ、という気持ちもある。

 負け惜しみかな。




★楽天ブックス

ナルニア国物語


 カラー版 ナルニア国物語 全7巻セット [児童書、YA]


はてなキーワード→カラー版 ナルニア国物語 全7巻セット


 ナルニアは大判(というか、本来?の)シリーズのうち、3冊ほど持っているのだけど。

 今回、映画化されるに当たって、新装版は挿絵が原書と同じ、カラー(色つき)だとか。


 書店で確かめてみたのだけど、やっぱり色が付いてるのと付いてないのでは、何となく、印象が違う。

 物語が踊っているというか、立体感が出たような気すらするのは、映画のモノクロ版と総天然色(古い言い回しだなぁ)の違いと同じ、ってこと?


 どのみち、最終巻までの数冊を、順に揃えるつもりだった。なかなか叶わなくて今日まで来てしまったけれど。この際、一挙に揃えるのも手かも。

 どうせ、映画化のあおり――じゃなくて、勢いで、いろんな版が出るのも、今のうちだろうしね。



カラー版 ナルニア国物語 全7巻セット

カラー版 ナルニア国物語 全7巻セット

C.S.ルイス, ポーリン・ベインズ, 瀬田 貞二


 追記:やっと購入 [児童書、YA]


 早速、読んでみた。金原センセイ監修とあるだけあって、本の紹介文を書いているのは、冒険とか家族とか、カテゴライズされた項目ごとに、それぞれ別の人。

 ひこさんもいる。ほとんどは、知らない人。メルマガの「児童書評」で書いてる人たちかな。金原センセイのもの以外は、あんまり読んでないんだよね。

 全体に、ライトノベルが多い印象。

 それも、男の子向けが圧倒的。

 もちろん、良書を選別してあるんだろうけど、読書案内にしては、少々、偏りすぎの感がなきにしもあらず。いわゆる昔からある「これを読むべし」大家、文豪の本なんかは、全然、載ってないし。 

 

 金原センセイの惹句「これは、とくに親に読んで欲しい本です~」の意味が、つかめてきた。

 喰わず嫌いしてないで、今の子どもの世界を知れ、ということだね、多分。

 子どもの活字離れが言われ、学校で朝の読書習慣が始まって、しばらく経ってみれば、実は「親世代の方が、あまり本を読んでない」なぁんてことが言われるようになって。

 とはいえ、いつの世も、親世代は、「今の若者は……」と言いたいもの。親が読ませたい本と、子どもが読みたい本の乖離も、昔と変わらないのだろう。親自身だって、本当の意味での良書を読んでるとは限らないのに。

 そうした気持ち、事実が、金原センセイをして、この本を提示させたのかな。

 まぁ実際、あまり本というものを手にとらない子どもにとっても、「へぇ、こんな本もあるんだ。面白そう」と思ってくれれば、万々歳、ではありますよね。


 『12歳からの読書案内』 金原瑞人(監修) [児童書、YA]


 Amazonからお知らせメールが来ました。“以前に「金原瑞人」の著書をお買い上げいただいた”ので、紹介します、とあったのがこの本。

12歳からの読書案内

12歳からの読書案内

 ヤングアダルト向け読書案内の類は、赤木かん子さんなど、いろいろな人のオススメを集めた本が以前にも出てたと思うのだけど、今回は“12歳から”というのがキーワードかも。

 というより、これは、どうやら「親のための本」らしい。子どもに、どんな本を“与えて”いいか迷っている人向け、みたい。



1章 「希望」がわいてくる本 ~「やりたいこと」や「新しい自分」に出会う!

2章 「勇気」があふれてくる本 ~「孤独」や「試練」を乗り越える!

3章 「コミュニケーション」の大切さに気づく本 ~理解しあう喜びを知る!

4章 「情感」が豊かになる本 ~毎日を楽しみながら生きていく!

5章 「いのち」の重みに気づく本 ~自分の生き方を見つめ直す!

6章 「冒険」させてくれる本 ~未来は自分で切り拓く!

7章 「想像力」がふくらむ本 ~何でもありの未知の世界!

8章 「好奇心」を刺激する本 ~身近なことを深く知る

9章 「豊かな言葉」に出会える本 ~短歌や詩を味わい尽くす!



 金原瑞人センセイは、「児童文学評論」という、ちょっといかめしいタイトルのメルマガのなかで、自身が訳した本のあとがきを集めた「あとがき大全」というものを出しているのだけれど、その中でいろんなヤングアダルト本について書かれているのが、なかなか面白い。

 ただ、メールマガジンという気楽さ(?)のせいか、ある意味、マニアックな本も多くて、一般の人――という言い方も何ですが――に、いきなりオススメしたらキツイだろうな、と思うことも。

 そういうとき、この手の本が役に立つのかもしれないね。

 それにしても、どんな本が載ってるのか、興味津々。



★bk-1

(・e・)


★楽天ブックス

12歳からの読書案内


 「ゲド戦記全6冊セット」 [児童書、YA]


 スタジオ・ジブリの次作が『ゲド戦記』と聞いて、ハァ? とビックリ。

 あの話をアニメにできるのか~?

 ――なぁんて言ってるけど、実は、途中までしか読んでない。(^_^;

 たしか、4巻までは家にあるけど。いや、5巻だったかな。ともあれ、4巻が最終巻、のハズだった。(その昔、やっぱり4作セット、というのがボックス入りで売っていたような……)

 が、その後、続巻として5巻が出て、そのまた続巻として、また6巻が出て……。

 解説によれば、時代が変遷したので、4巻の内容では終わりにできなくなった、と。

 しっかり読んでないので、意味がわからない。(^_^;

 はい、これから、最初から読み直します。映画を見るためにも(!)。



 『ハリー・ポッターと混血のプリンス(仮)』気が早すぎない? [児童書、YA]


 bk-1からメルマガが届いて、そこに書いてあったのがこれ。

ハリー・ポッターと混血のプリンス(仮)
J.K.ローリング著 / 松岡佑子訳
静山社 (2006.5)
近日発売 予約可

 発行年月日が2006年5月! なのに“近日発売”。ま~ったく。(-.-)


 bk-1はサイトの作りとか、自分で買ってもポイントが付くとか、結構、気に入ってるんだけど、このごろ妙に在庫が少ない。ちょっと古くなると、もう「取り扱いできません」と出てくる。ヴァーチャル書店といえど、データとしての本を扱ってるわけじゃないから、在庫の保管が難しいのはわかるけど。でも、ライバル? のAmazonがちゃんと持ってたりすると、なんだかな~、と思ってしまうんだよね。

 ――と、試しにAmazonを覗いてみたら、あら、こちらももう商品として出てた。

 さすがは『ハリー・ポッター』というべきか。

ハリーポッターと混血のプリンス (仮)
J. K. ローリング J. K. Rowling 松岡 佑子
静山社

 


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