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 『文芸誤報』から読みたくなった本2冊 [論説本]





 斎藤美奈子氏の、鋭い、でもユーモアのある切り口が好き。


文芸誤報
文芸誤報
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斎藤 美奈子
朝日新聞出版
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 これも、その時々に出版された本、話題になっている本を取り上げて(週刊誌に連載されていたものを集めた本らしいので)、すぱっと“ひと言感想”を述べられている。それ以下の文章は、付け足しといってもいいくらい、ズバリ核心を突いているので、感心してしまって、むしろその本が読みたくなるほど。


 もちろん、やりこめているばかりではなく、評価すべき本はきちんと読みどころを示して、お薦めしてある。

 そうした本を2冊ほど、図書館で借りてきてのだけど……。ちょうど体調が低下しているときだったので、結局、時間切れで返してしまった。


オテルモル
オテルモル
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栗田 有起
集英社
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ぼくが愛したゴウスト
打海 文三
中央公論新社
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 こうしてAmazonで見てみると、結構、いい評価。さすがは斎藤氏ということか。

 あらためて、もう少し心身に余裕のあるときに借り直して、完読してみるかな。



 ↓文庫版。


オテル モル (集英社文庫)
栗田 有起
集英社
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ぼくが愛したゴウスト (中公文庫)
打海 文三
中央公論新社
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 『ウォーター・ホース』 [映画]


 “ネス湖の怪獣(恐竜?)”が、ミステリーでも何でもなくなってから、何年経ったのだろう。

 ピラミッド、モアイ、UFO、ミステリー・サークル、ストーンヘンジetc. 地球上から“不思議”が、どんどん無くなってゆく。

 そんな時代に、どう料理するのだろう。


 娘が見たいと言ったのでレンタル。ジャケットの素朴な少年のようすから、『パンズ・ラビリンス』系の、ちょっとダークな(なんたってスコットランド奥地?のネス湖)、繊細な物語を思い描いていたのだけど。


ウォーター・ホース コレクターズ・エディション [DVD]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2008-08-06)
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 違ってましたw

 ディズニー&スピルバーグ、と表したら分かってもらえるかな。

 要するに、ETを恐竜に変えただけの(?)明朗活発な冒険活劇でした。

 娘は楽しんでいたけれど、さすがに私は、画面の前にしっかり座って見ることは出来なくて。早々に“ながら見”“チラ見”に変えましたw

 いや、ディズニー映画と言ったのは貶しているわけではなくて、純粋に「子ども向け」を謳っていたのなら良い映画だということ。(上映当時のことを知らないので……。もし、そういう位置づけならゴメンナサイ)


 ラストの“次の子どもにバトンタッチ”というオチも、よくあるパターンとはいえ、気分よく見終われるし、わるくはない、かな。




Jスポでフィギュア・スケート全米選手権を [フィギュア・スケート]



 ……だったんだけど。

マクラフリン/ブルーベーカー組が逆転優勝、フィギュア全米選手権  : AFPBB News

 結果はこうなった↑みたい。残念。でも、3位。

 e2(CS)のJスポPlusで見ているのだけど、これはホント偶然。

 Jリーグを見たくて、Jリーグ・セレクションを契約している。チャンネル群にJスポPlusが入っているというわけ。
 同じチャンネルでも、別の契約だと、信号が切られたりするけれども――つまり、その時間帯だけ映らない――Jスポーツは親切、じゃなくて丸ごとの契約になるのかな。以前にも、録画だけどフィギュア・スケートやカーレースなどを放送していて、楽しむことが出来た。

 今回は、リアルタイムで開催されている欧州選手権、全米選手権を見られる。ラッキー!

 ただ、ペアの放送予定を見たら、来週の土日。エキシビションも来週以降。
 ちょっとガッカリ。

 まぁ、全然、見られないよりはいいけどね。

フィギュア・スケート欧州選手権 [フィギュア・スケート]



 昨日、e2(CS)で男子のほうのショート・プログラムを放送してて。これ、いつごろの大会かな~、なんて呑気に思ってたんですが、“今現在”競技中なんですね。
 (BSだったかもしれないけれど、昨年の春先の大会を放送していたことがあったし)

 全日本選手権の開催が早かっただけ? (団体戦とか、アイス・ショーとか、日程が詰まっていたようだったしねぇ)

 e2の番組表を見ていると、次は全米選手権大会が来るようす。ただ、欧州大会もそうだけれど、男子、女子のSPとフリーしか予定にないのは何故? ペアも見たいよ~。欧州は川口組、全米は井上・ボールドウィン組が出てくるみたいだというのに。

「ガリレオの天体観測、DNA利用で解明へ」 [天文]



 先日、久しぶりに科学館へ行った。目的はプラネタリウム。満天の星。
 娘が行きた~い、と言ったからなんだけど。

 少し前まで、親と出かけることに抵抗感を抱いていた彼女。最近、仲良くなった子が、お母さんともども映画好きで、「よく一緒に見に行くよ」という話を聞いて、気持ちが変わったみたい。現金なヤツ(笑)。

 こちらとしては、大学、あるいは就職で、そのうち出て行ってしまうかもしれない、と思えば、今のうちにあちこち行っておきたい。思い出を作っておきたい。

 愚痴はおいて、
 ゆったり星空を見る、というのも久々だった。周囲にまだ田んぼの残る地域に住んでいるので、星はよく見えるはずなのだけど。近くにある駐車場や学校の照明灯、遠くのスーパーの看板を照らす灯り、等々、離れたところからの光に邪魔されて、むしろ見づらい。
 皮肉なものだ。

 ところで、上のニュース。DNAを使って、とあるけれど、ガリレオのDNAが残っているのかな。なんかスゴイ。

 プラネタリウムの解説に出てきてたけど、今年は「ガリレオから400年」の記念年なんだそうだ。
 夏には日食もあるし、天体好きには、あれこれ楽しめそうな年ですね。

「阪神大震災から14年」 [日記・コラム・つぶやき]



震災から14年…神戸イレブンが黙とう - サッカーニュース : nikkansports.com
阪神大震災名古屋でも追悼の灯 : 愛知 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


 早いなぁ。
 当時3歳だった娘が、今は高校生だもの。
 その高校生と一緒に、昨年末に神戸のルミナリエに行ってきた。
 存続が危ぶまれているとのことで、しきりに募金を叫んでいた。グッズがほしいなぁと思っていたら、募金も兼ねてとのことで、ちょうどよかった。
 何割分が運営のほうに入るのかわからないけれども、少しでも役に立てば嬉しい。

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 執事モノ [小説]





 今日から執事ネタ(?)のTVドラマをやるそうだ。

 見る気はないけど(笑)。

 このところ、CMやらコミックスやら、そしてドラマまで、執事ネタが多いように感じられるのは、もしかしたら『ジーヴス』のせい?

 などと思ってしまった。


比類なきジーヴス (ウッドハウス・コレクション)
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 面白いですよ、これ。ダメダメ若旦那と、それを助ける賢い番頭(執事)、といった役どころで繰り広げられるドタバタ・コメディ。

 少し前から刊行されはじめ、じわじわと人気を得ている様子。

 といっても、話自体はワンパターンなので、2冊ほど読めば、もう充分でした。これ↑よりも、文藝春秋社のベスト本のほうが良いかもなぁ。

 気持ちが沈んだとき、暇をもてあましているときなどは、よく効きます(?)


ジーヴズの事件簿 P・G・ウッドハウス選集1 (P・G・ウッドハウス選集 (1))
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センス・オブ・ワンダーをYouTubeで [音楽]

 ↑こちらが検索から引っ張ってきたモノ。小さいなぁ。  ↓こちらが、直接、ソースを書いたモノ。  あれ? ちゃんと出てる。最初はソースそのものが表示されてしまって、 (ノ∀`) アチャー だったのに。  まぁいいや。  本題。  去年の秋ドラ、NHKの『七瀬ふたたび』のころから、妙に懐かしモノづいている。連想するのは、遙か昔の少年ドラマシリーズ。  ……オンデマンドTVに入っていたことをいいことに(?)、『時をかける少女』を見た。思い返してみれば、あの頃から懐メロモードになっていたのかも?  NHK少年ドラマシリーズの『なぞの転校生』の音楽を難波弘之氏が担当していたとか。今ごろ知るなよ、とファンを自称してるくせに、と思うけれども――このころからNHKと縁があったのね~。松嶋菜々子の出ていた朝ドラもそうだっけなぁと思い出す。

「クモの巣に霜」 [日記・コラム・つぶやき]



 「冬本番を迎える」とあるから、こんなことはしょっ中あることなんでしょうね。
 それにしても寒そう。キレイだけど。

「解放の赤羽さん、笑顔で会見」 [日記・コラム・つぶやき]



 本当によかった。
 でも、裏で、どんな交渉があったのか、気になる。言われるままに金を払ったのか、“仲間を釈放”したのか……。
 こんな卑劣なやり方は撲滅してほしいと思うけれど、紛争が続く限り、なくならないんだろうなぁ。

 にしても、この種の事件が起こると、数年前の「日本人人質事件」で「自己責任だ」なんだと、文句を付けたり救出を求める家族をバッシングしたりしていた騒動を思い出す……。

 あのとき、発端となった政治家はもちろんだけど、比較的好感を持っていた某冒険家がブログで、やはり「自己責任だから政府が動く必要なし」なんて書いているのを見て、一気に好感度が下落したのも思い出した

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