五輪、女子フィギュア・スケート [ニュース・クリップ]
「トゥーランドット」追記
私もミーハーだなぁ。
なおもしつこくヴァネッサ・メイをAmazonで調べていたら、こんなものまで出てきた。
――というか、先に書いた『マイ・フィギュア・スケート』の海外版(?)
すでに2004年に出てるけどね。
それに、来月出る日本版と違って、2枚組。もっとも、日本版は、日本の選手の使った曲を集めたものだけど。
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ついでに……。
ネットって便利だね。
荒川選手の使った「トゥーランドット」を今すぐ手に入れたい人向け? の一作も見つけた。
★はてなキーワード→「China Girl: The Classical Album 2」
5輪の余韻? [ニュース・クリップ]
『マイ・フィギュア・スケート・アルバム』女子フィギュアスケートのBGM集だって
なんか、すごいことになってるなぁ、というのが印象。それと、商売上手というか、何というか……。
五輪のニュースをエキサイトで見ていたら、こんな記事が。
≪フリー使用曲が急浮上6位≫荒川がフリーの演技で使用した曲はイタリアの作曲家ジャコモ・プッチーニの遺作オペラ「トゥーランドット」。荒川バージョンは、このオペラの名旋律の数々をバイオリン・ソロにアレンジしたアルバム「“トゥーランドット”のヴァイオリン・ファンタジー」に収録されている。英国の女性バイオリニス、ヴァネッサ・メイの演奏で、CDリリースは97年。廃盤にはなっていないが、現在製造は行われておらず、メーカー在庫もない状態だった。このため同CDの米国盤は24日、インターネットの通販サイトでクラシック・チャートの6位に急浮上した。
なんか、すごいことになってるね。金メダル効果って、あらためてスゴイと感じる。
選手が“使った曲”に問い合わせが殺到するなんて。まぁ、昔からのファンとかコアなファンには今さら、だろうけど。
それにしても、「ヴァネッサ・メイ」の曲って、フィギュア・スケートを見ていると、よく使われてる気がする。荒川選手も今回――というか、以前からだけど――使ってたよね。
『ザ・バイオリン・プレイヤー:レッド・ホット』というデビュー作を持ってて、当時はよく聴いてた。クラシックをポップス調に弾くハシリみたいな一作だったと記憶してる。荒削りだけど、エネルギーに満ちあふれてて、元気をもらえた。たしか当時は、まだティーン・エイジャーで、ジャケット写真も今、見ると可愛い。初々しい。
今、売ってるのは、写真が最近のものと変更されてしまっていて、ちょっと残念。
★はてなキーワード→「Vanessa-Mae The Violin Player」
――と、前置きはおいて。
vanessa maeではなく、“トゥーランドット”でAmazonを検索してみたら、
うわぁ、とんでもないものが出てきたよ。
女子フィギュア・スケートで使われてきた曲を集めたCDをエイベックスが出す、という。
★はてなキーワード→「マイ・フィギュア・スケート・アルバム」
ジャケット写真が荒川選手ではなくて村主選手というところが、なんとも……。愛社(員)精神?
◆◆と、ありました! 検索のしかたがわるかったみたい。デビュー作『レッド・ホット』の画像がまだAmazonに残ってたよん。さすがに現物は、中古みたいだけど。
当時16歳! 若い~。
“ムーンライト・シャドウ” [音楽]
期末テストも近づいてきて、さすがにターボのかかったわが娘。集中してくると静かな方がいいと、私が聴いてる音楽を切れ、なんて言ってくるのに、とっかかりはいつも「何か音楽かけていい?」
仰天パンクとか激ロックを聴きたいというのではないので(^_^;、
「いいよ(私もBGM流れてるほうが好きだし)」と返すのだけど、このところステレオに放り込むのは、もっぱら、『イマージュ3 [トロワ]』。
まぁ、“癒し系”で落ち着いた曲が多いし、クラシックに近いテイスト。気持ちを鎮めるにはぴったりかも。
と、前置きはここまで。
このなかで、最近、娘がやたら気に入ってる曲が、タイトルにも書いた『ムーンライト・シャドウ』。
最初は鼻歌だったのに、なぜか懸命に歌詞を聴き取りながら唄いはじめ、あげく今日など――期末テストの準備はどこへ行ったのか――「ねぇ、歌詞カードはないの?」と訊いてくる始末。
人に録音してもらった音源なので、歌詞カードの類は一切ない。じゃあ、ネットで探してみてよ、と近ごろのお子様らしく高い要求をつきつけてきて。(自分で調べろよ、と普段なら言うのだけど……期末テスト前、という切り札が……)
でも、さすが。探したら、英詞のページが見つかった。というか、英語圏のサイトだったみたいだけど。(^_^;
娘はそれだけで納得、懸命に歌詞カードを見ながら唄ってる。
私のほうはといえば、先に日本語の歌詞のページが出てきたこともあって、内容に興味がわいた。
アゼリン・デビソン盤(版)は、明るいカントリー調なので勘違いしそうだけど、結構、コワイ内容を歌ってる。恋人が銃で殺され、彼女が月影(ムーンライト・シャドウ)の中、彼を偲ぶ、という。
とくに記憶に残っていたわけじゃないけど、どこかで聴いたことのある曲だったので、イマージュ3でも「あ、懐かしい~」という感じだったのだけど、内容までは知らなかった。こんな悲しい、切ない歌詞だったとは。
このことは、まだ娘には言ってない。日本語に訳してみたら、なんて、学習のつもりで軽く言ってしまったけれど、日本語訳を読んだら、どんな反応示すんだろ。
★Amazon
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★楽天
楽譜
『博士の愛した数式』読破 [小説]
文庫版を買ったのはいいけれど、外出先で読む本にして鞄に入れっぱなしだったせいで、読了に少しばかり時間がかかってしまった。
最初に(単行本を)図書館で見かけたとき、変わったタイトルに心惹かれたのだけど、他にも借りたい本が山ほどあって、そのときは断念。次に行ったときには、もう借り出されていて、以来、なかなか縁がなかった。
そうしているうちに、本屋大賞に選ばれ、あれよあれよと売れ筋、人気作に、映画化の話まで持ち上がって……。
そうなると、私の“天の邪鬼な精神”が本作から気持ちを遠ざける。今回、文庫になるまで、なかなか読む機会がなかった。
バカですね~。(>_<)ヽ
ときに私のメインストリーム嫌い(?)は、私に損をさせる。
いや~、いい話でした。
主人公の女性の1人語り(1人称)なんだけれど、彼女の性格を表すかのように――って当たり前なんだけど――淡々として静謐な描写、生真面目な文章が、心地よく作品内世界に浸らせてくれる。
ファンの人に言わせると、小川洋子さんにしては、“いつもの”毒がなく、ちょっぴり魅力に欠ける、そうだけれど、作品としてはこれでいいのではないだろうか。ラストでは思わず涙しちゃったし。
「泣きの入る話」が最近の流行(?)みたいだけれど、安易な病気ものとか悲劇だけが涙を呼ぶわけじゃない、という恰好の見本みたいな本。
大体、死に別れるとか病気とか、悲劇が悲しいのは当たり前なんだしね。それ以外のところ(テーマや描写)で、じんわり来る涙、胸に迫るものを体験して欲しいなぁ、と(活字中毒者としては)思う。その点、本作はぴったり。
タイトルにあるとおり、陰の主役は“数字”、あるいは“数式”。でも、それはお堅い解説書みたいな役割でなく、出てくる人物たちと複雑に絡み合っていて、とても魅力的なものに思えてくるから不思議。
もちろん、「博士」がそのように語ってくれるから、という理由もあるのだけど……。
近ごろ、子どもが中学生になったせいで、あれこれ数学の本を買い込んでいる。楽しいものも多くなってきたけれど、この本は、それらに加えて、子どもたちを数学好きにする格好の書だとも思う。
こんなにも魅力的に「数式」の語られた物語があっただろうか。とは、あちこちの書評に書かれた言葉だけれど、おおいにうなずける。
「博士」は野球好きで、野球を数字で語ってもくれるのだけど、それらが相まって、この世は不思議に満ちているってことを実感させてくれるのだ。
まさしく「センス;オブ・ワンダー」。
そして、それだけではないところが、この本をさらに魅力的にしてる。後書きにもあったけれど、本作ではけっこう重要な役割をする、ある“数”。これを見つけたときには、作者は小躍りしただろう、と。
いや~、数字の不思議と同等に、こんな“偶然”もまた、この世の不思議といってもいいかもしれないなぁ。ミステリー並に、ゾクゾクした。
というわけ(?)で、この本は、実に多彩な面白さを抱えている。SFでもあり、ミステリーでもあり、(ほのかな)恋愛物でもあり、啓蒙書の役割もしていて、色んな人に読んで欲しいなぁと思う。
とくに、子どもたちに。
少し硬い感じの文章が、取っつきにくいかもしれないけれど、主人公の子ども(ルートと呼ばれる)が、陰の主役でもあって、彼に寄りそって呼んでいけば、楽しいと思う。
野球嫌いな私でも、野球って楽しそう、なんて思ったくらいだから。
★bk-1
いよいよ開幕、トリノ五輪――でも [ニュース・クリップ]
イタリアはトリノとは8時間の時差だそうな。当然、あちらの夕刻はこちらの真夜中。
開会式を見たかったけど、さすがに無理。
とはいえ、今は便利だよねぇ。録画という手がある。
――と思ったら。
朝方、ビデオを巻き戻して、確かめたら、ひど~い! パヴァロッティの独唱のところで、切ってるではないか!
なのに、そのあとの「おはよう、日本」のなかで、すぐに開会式のニュースを流してる。だったら、つなげよ、そのまま。
ちなみにパヴァロッティの歌ってるのは『歌劇「トゥーランドット」~誰も寝てはならぬ(プッチーニ)』でした。女子フィギュア・スケートの荒川静香選手が使う予定の曲目ですね。
なおさら、最後まで聴きたかったのに。
BSのほうは最後まで放映したんだろうか。だとしたら、これまた差別。
そりゃ、わが家はBSチューナー付きのデッキが壊れてますよ。未だにHDD付きのデッキ持ってませんよ。でも、NHKさんて、本来、そういう一般庶民を救うために――ってのは、言い過ぎか――あるんじゃないの。
ちなみにパヴァロッティの「誰も寝てはならぬ」が入ってるCDはこれ↓
★はてなキーワード→「グレイテスト・ヒッツ」
今さらだけど、買い損ねてたこれも、いずれ欲しいなぁ。↓
★はてなキーワード→「三大テノールの饗宴」
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「Smile again」2月15日発売決定!! だそうで [音楽]
キーワード→「虹の下のどしゃ降りで」
言わずとしれた、ユーミンの楽曲。愛知万博のファイナル・コンサートのため(?)に書き下ろされた曲で……。ああ、もう私がごちゃごちゃ書くより、公式ページから引用した方が早い。
「Smile again」松任谷由実 with Friends Of Love The Earth
「愛・地球博」最大の音楽イヴェント「Love The Earth Final」(2005年9月23日/ EXPOドームで実施)をきっかけに、YUMINGとアジアのアーティスト(ディック・リー、amin、イム・ヒョンジュ、シェイ・クー)とのコラボレーションから生まれた「Love The Earth Final」テーマソング。
限定配信楽曲、待望のCD化。
松任谷由実が約8ヶ月ぶりとなるニュー・シングル“虹の下のどしゃ降りで/Smile again”を2月15日にリリースする。本作は両A面シングル。“虹の下のどしゃ降りで”はJR東日本〈Suicaキャンペーン〉の最新CMのために書き下ろされた新曲で、70年代のスイート・ソウルを思わせる春らしいナンバー。一方の“Smile again”は、昨年の〈愛・地球博〉で披露された楽曲で、これまで音楽配信のみで販売されていたもの。年末の〈紅白歌合戦〉で再び歌われ、高い反響を呼び起こしたナンバーが遂にCD化です!
最初はiTuneで、次はYahoo!とかbounceなどで、ダウンロード・オンリーだったから、どうしようかなぁと迷ってた。そのうち、CDになるのでは、と希望を抱くも、「with Friends Of Love The Earth」の面々との著作権の問題とか、いろいろあるんじゃないか、とか勝手に想像して当面は無理かな、なんて考えたり。
「愛・地球博」から1年。早いもので、去年の今ごろは、前哨戦? として公式FM局の「FM-Lovearth」が始まってたっけ。70年代、80年代の楽曲中心で、私などの世代(60年代生まれ)には懐かしい曲ばかりだった。
そうした経緯もあって、あのころの楽曲に光が当たり、最近の見直しの動きがあるんじゃないか、とも思う。
スティービー・ワンダーも最近、来日したし。「可愛いアイシャ」の中でダァダァ言ってた(はず)の娘さんを連れて。(^_^;
ともあれ、「Smile again」は、今となっては懐かしい愛知万博の思い出を蘇らせてくれるアイテム(?)でもあるので、これは絶対、手元に置いておきたい。
★楽天
『SFセレクション 全7巻』 [児童書、YA]
赤木 かん子
by Amazon
(キーワード→「SFセレクション 全7巻」)
フェリシモという通販会社のブックポート・クラブというブックレットを取っているのだけど、たまにへぇ、と思うような本が載ってくる。
今回はこれ。
この中で、まず読んでみたい、中学生の娘にも読ませたいと思ったのは、
志村 貴子, 菅 浩江, 赤木 かん子
by Amazon
(キーワード→「変身願望~メタモルフォーゼ (SFセレクション)」)
志村貴子という人は漫画家さんらしいけれど、私が反応したのは菅浩江さんの方。
他にも
空への門:星新一
宇宙少女アン:クリス・ネビル著 福島正実訳
ぼくは、おんなのこ:志村貴子
嘘つきな人魚:菅浩江
わが家のサッカーボール:イアン・マクラウド著 宮内もと子訳
の全5編が載っているとあった。
「嘘つきな人魚」は、どこかで読んだことがあるような気がする。けど、近ごろ、SFなライトノベル(ライトノベルの中のSF?)にハマっている娘には、ちょうどいい選書ではないかと。
同じシリーズの別の本では違うようだけど、これは児童書の専門家と言ってもいい、赤木かん子さん編集。信頼がおける。
私自身は、もともとSF者だから、それぞれの作家ごとの――こうしたアンソロジーではなく――本を読みたいけれど、入門編にはいいかも。
★bk-1
★楽天ブックス
全7巻のセットは、ポプラ社のホームページでも買えるみたい。
やっと『EUREKA ユリイカ』を見た。 [映画]
★はてなキーワード→「ユリイカ(EUREKA) [DVD]」
うう、ムズカシイ映画だった……。遙か昔、タルコフスキーの――なんだっけ、ワンカットのすご~く長い映画を見たときみたい。
とはいえ、役所広司をはじめとして役者がイイので、(訳わからん)ということはない。宮台真司氏の賛辞をさんざん聞いたあとなので、そういう“眼”で見られるということもある。(^_^;
あの、少年によるバスジャック事件、を予見したような内容。
というのが大方の評だったようだけれど、この映画の“犯人”は一応、成人。
この事件で傷ついてしまった人々のその後が本当の主役。
傷つく、とひと言で言ってしまうと浅くなるけれど、事件に遭遇した人々は、事件でのみ傷ついたわけじゃないんだよね。セカンド・レイプという言葉があるけれど、彼らを取り巻く環境というか、周囲の人々の態度や言葉などで、さらに傷つけられてゆく有様が描かれる。
人間て、なんて業が深いんだろう。
バスに乗り合わせたのは、偶然でしかないのに。誰がそこに居合わせてもおかしくなかったのに。
ネタバレ。
陰鬱なモノクロの画面が、ラストでカラーになる。やっと、世の中がちゃんと見えるようになった、という比喩だろう。陳腐な感もあるけど、それ以外、表現のしようがないだろうな。たしかに、主人公たちには、世界はモノクロに見えていただろうから。
万民向けとは言えないけれど、多くの人に――とくに子どもに見て欲しい映画だと思う。加えて、その道の専門家には是非。(警察官とか裁判官とか学者センセイとか政治家とか……云々)
長いけど。家で見るなら、どっぷり浸れる環境を作ってから、がオススメ。
『英語は絶対、勉強しないで!』 と言われても…… [書籍、雑誌]
この手の教材って、どうなんでしょ。
Amazonから紹介メールが届いてて、見てみたけど、う~ん。レベル的にかなり上の方みたいだし。
リスニングにはいいみたいだけど。
新聞広告によく“聞き流すだけでOK”という教材が載ってくるけど、それとは違うのかな。
“毎日聞いてたら、ある日、口から英語が飛び出してきた”と広告にはあったけれど、ホントかなぁ、という感じ。これもまた、リスニング用と考えれば、役に立つのかもしれないけどね。
中学生の娘とNHKの「英語でしゃべらナイト」という番組を見ているんだけど、“英語を話せるようになった!”ゲストの談話では、やっぱり“覚えて”“聞いて”“話して”“発音にも気をつけて”と“王道”をちゃんとやってる気がする。
どんなことでも楽にやれたら、そりゃウレシイ。
わざわざ回りくどいことをして、回り道を行かなくてもやれるよ、という意味なら、そのほうがいいけど。
ともあれ、中学生の子どもにとっては、単に話せる「会話」だけでなく、文法などを含んだ「英文の読み書き」も学習しなければならないので、ホントに大変です。
白川静センセイの新刊、『人名字解』 [書籍、雑誌]
bk-1からお知らせ。白川静センセイの新刊だそう。
人名用漢字983字について、そのもとの形から成り立ちを示し、字形と意味との関係をやさしく解説する。用例もあげて書き下ろした、名づけの知恵袋というべき人名用漢字の入門字典。
bk-1の解説より
以前に、苗字の辞典、なる本を買って読んだことがある。市井の研究者の人が書いたものらしく、内容的には、それほど厳密なものではなかった。
とはいえ、むしろ推測や憶測が入っているからこその面白さもあって、トリビア的知識欲を充たすには充分だった。
日本人の苗字の数って、世界一だとも聞く。いわれを聞けば、ちょっぴりくすぐったくもなる。結構、清和源氏の流れ、とか平氏の流れ、なんていう説明が出てくるから。みんな、武士の末裔?
そんなわけはなく、明治でしたっけ、全員が姓名を付ける法律ができて、勝手に武士の苗字を名乗った人も多かった、というだけのことらしいけどね。
そうはいっても、家系というのは、下から(末から)辿ってゆくと、必ずどこかのお殿様にたどり着く、という話も聞いた。
以前、フランスだかどこかで、ご先祖を知るというイベントやってて、自分が領主の末と知って満足して帰って行く人々を取材してた。そのときの、調査員の言葉が↑だったと思う。
そりゃそうだ。自分1人に親はふたり、その親は4人。さかのぼってゆくと、“ご先祖サマ”というのは、倍々で増えてくんだから。
――なんてことも、思いださせてくれた本の紹介ではあった。
さっそく、図書館で予約、予約。
★bk-1