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 『わかりやすい 手編みの基礎とコツ』小瀬千枝 [クラフト]


わかりやすい 手編みの基礎とコツ

わかりやすい 手編みの基礎とコツ

 何年ぶりかで“手編み”にハマッてる。作ってるのは自分のセーター。

 ときは「ウォーム・ビズ」がおおはやり。ニットのあったかセーターは時流に叶ってる(?)のでは。

 本当のことを言うと、もうずいぶんまえから機械編みに興味があって。でも、初心者用でも編み機は結構、高いし、なかなか決心が付かなかった。

 私自身、身長があって、普通のレディース・サイズでは、丈とか裄が足りない。とくに冬物は男性用を着用したりしてた。でも、さすがに年齢が行くとねぇ。カジュアルだけでは暮らして行かれないし(?)。そんなわけで、再び“自分で作る”ことを思いついたわけなんだけど……。


 さてはて。今年、やっと念願の編み機を手に入れました。

 と思ったら、なかなか思うように動いてくれなくて。やっぱり初心者はマフラーからですかね、ということで、機械編みのほうは、基礎からやることにした。

 それに、自分用に作ろうとしていたものは、模様が入るので、いきなり機械でこれは難しいだろうなぁ、とは考えていたことでもあり……。でも、手で編むのって、ホント進まないね。機械なら「ジャーッ」と1~2秒滑らせれば1段できてしまうのに、手は1分……。


 そうは言っても、去年、なぜかふと思いついて(間違って?)↓この本を買ってしまったことが運の尽きだったのね~、とか。 

 というのも、昔、山ほど買って棚にあったはずの編み物関係の本が、どこを探してもほとんど無くて。忘れていた細かな方法など、この本のおかげで何とか思いだすことができた。

 でも、取り上げられてるのはベスト。袖付きの物のやり方をちゃんと復習したくて、『わかりやすい~』を買おうかな、と考えてる。


 『彩風の音』夏川りみ [音楽]


彩風の音

彩風の音

 生徒が今、ここにも収録されている『ココロツタエ』を懸命に練習してて。愛知万博のNHKでのテーマ・ソングでもあったので、もうずいぶん聴いた。

 近ごろは、FM局などでもよくかかる『さようなら ありがとう』がお気に入り。

 そうしているうちに、アルバムが出たよ~、とAmazonからお知らせが来た。

曲名リストは

1.サガリバナ

2.大丈夫

3.さようなら ありがとう

4.シマダチ

5.とことわのうた

6.雨降樹の下で

7.玉露のあしび

8.千春坂

9.恋唄

10.愛のチカラ

11.しのぶ花

12.ココロツタエ

13.ウナイ島~八重山バージョン

 解説によると

夏川りみの歌声とキャラクターに魅せられた豪華アーティスト達が楽曲を提供した、全曲書き下ろしのオリジナル4thアルバム! ヒットシングル「ココロツタエ」「さようなら ありがとう」を含む全13曲収録されている。彼女のアルバムタイトルには「風」の言葉が含まれることが多いが(「南風」「沖縄の風」「風の道」など)、まさに聴く者の心にさわやかに吹き抜ける、風のような歌声を象徴しているかのようだ。まさに今作は収録曲ごとに彩り豊かな風=歌を堪能出来る一枚に仕上がっている。

 だそうで。


 たしかに、この人は安心して聴いていられる力量があるし、自分の作った曲を歌わせてみたいと思わせる魅力がありそう。

 まぁ、本来、プロの歌手とはそういうものでしょうけどね。

 相変わらず“沖縄”がキーワードのようだけれど――生まれ育った土地だから当然といえば当然だよね――乾いた曲調が結構、好きだったりする。

 というより、ド演歌のじめついた曲調や歌詞がイヤなんだけど。

 その点、日本の民謡も、それほどべたついてないというか、節回しこそ短調気味だったりしても、どこか突き放したような明るさがあるような気がする。土地によるのかもしれないけど。

 だいたい、辛い時によけい暗くなるような歌は唄わないと思うんだ。

 昔、演歌がそれなりにヒットしていたころは、むしろ社会は明るく前向きだったのでは、と逆説的なことを考えている今日このごろ。(^_^;


 『ビーズ・ビー vol.9』 [クラフト]


 ビーズ・ビー vol.9

 書店へ行ったら、もう『vol.9』が出てた。

 なんか、早い~。

 『vol.7』が夏のアクセ特集、『vol.8』が秋の特集だったから、まだそんなに経っていない感じ。

 この本は、ビーズのカラー講座というのを連載していて、見ているだけでも楽しい。今号は青緑。それ用の本も出ているけれど、やっぱり買ってしまう。

 いろいろな色、きらめき。写真がいいこともあるけれど、ビーズって触っているだけで心和ませる。ルーペ使わなければ、細かい作業ができないくせに、それでもやめられないんだなあ。


★bk-1で見る

(今のところ未入荷。――なんだか最近のbk-1、パワーが落ちてない? 在庫もすぐになくしちゃうし。結構、好きなサイトなんだけどなぁ)

★楽天ブックスで見る

ビーズ・ビー(vol.9)


 『現代用語の基礎知識』と「はてなキーワード」 [書籍、雑誌]





 書店に行ったら平台に積んであった。新聞広告にも載ってた。そんな季節になったんだなぁと実感。

 でも、あれれ? いつもより小さいよ。

現代用語の基礎知識 2006
自由国民社 (2005/11/04)

広告にもあったけれど、“これまでより、ひとまわり小型になりました”と。

 イミダスや知恵蔵が、相変わらずの存在感(?)で、ど~んと並んでいるなか、なんだか可愛らしいというか、親しみやすい様子に見えましたです。(^。^)

 いつもなら、その大きさと重量に、その場で買って持ち帰るのをためらうんだけど――最近は、もっぱらネットで購入――これなら大丈夫かも、と思っちゃいましたね。

 他に用事があったので、とりあえずは買わずに店を出たんですけど。

 付録も相変わらずの感のあるイミダスよりも――地図と手帳だった――「最新カタカナ・略語辞典」と「生活スタイル事典」、「切って使える手帳」。付録じゃないけど「図・写真から調べるこの1年 カタロペディア'05」と、興味をそそられるものが多いし。

 それに!

 なんといってもこれ、「はてなキーワード」が載ってるじゃないですか!

 →はてなダイアリー日記の関連ページ

 楽しそう♪

 これだけで、今年はこれをお買い上げ、と決めましたです。(^_^;

 

★参考

imidas イミダス 2006
imidas イミダス 2006
posted with amazlet on 06.02.14
イミダス編集部 集英社 (2005/11/04)

朝日現代用語 知恵蔵 2006
朝日新聞社 朝日新聞社 (2005/11/04)


 『黄色い目の魚』佐藤多佳子 [児童書、YA]





黄色い目の魚

黄色い目の魚

佐藤 多佳子

by Amazon


 文庫本になったと言えば、この本もなりましたね。

 私は話題になっているときに単行本で買って、「これはオーケイ♪」と思いましたです。(以前にエントリーで書いたと思ったのだけど、まだだった……)

黄色い目の魚

黄色い目の魚

(単行本)

 短編集で、主人公は同じ。登場人物によって主語が入れ替わることはあるけど、基本的に「みのり」ちゃんが主役。

 この作者は『サマータイム』とか、ちょくちょく読んでるけど、どちらかと言えばファンタジーっぽい、ほんわかとしたお話を書く人、という印象があった。それが、この作品では、おなじ青春物でも、きっちりとしたリアルな人間関係や物語を描いている。

 でも、文章はあったかく優しく(易しい、じゃないですよ)、すんなりと胸に落ちてくる。

 先日のエントリーに書いた『蹴りたい~』は、たしかに芥川賞に匹敵するだけの、現実的な人間心理が描かれていたかもしれないけど、(私には)正直、シンドイ。もうこれ以上、人間のドロドロとした精神や顔なんて見たくないし、卑屈さ歪さなんて、今さら教えてほしくもない。

 そんな気持ちでいる者にとって、『黄色い目~』の持つ爽やかさは貴重だと思う。

 といって、おとぎ話が書いてあるわけじゃない。なんていうか、“ひねくれてない(いや、多少ひねくれてても)、ちゃんと生きていこうとしている人間たち”が出てくるので、それだけで安心できるのだ。

 ああ、世の中も捨てたものじゃないなぁ、と。


 余談だけど、昔は、本屋で立ち読み、図書館で読んでから、実際に買って手元に置く、なんて二度手間なことをしていたんですが、ネット書店ができてから、どうも“衝動買い”が多くなって。

 リアル書店だと、手にとってパラパラめくって、値段を見て、お財布と相談して、買おうか買うまいか決める。その段階を経た手順が、ネットだとすっとばしになってしまう。

 そんなこんなで、「シマッタ……」と思う本が増えてしまった。そのくせ、肝心の、「これは絶対、買おう」と決めたはずの本を、未だに注文してなかったり。

 とはいえ、今日、書いた本は、オススメです。

 とくに、いわゆる純ブンガクの、ちょい重い暗めの描写が苦手な人にとっては。(^_^;



★bk-1

黄色い目の魚
佐藤 多佳子著
(・e・)


★楽天ブックス

黄色い目の魚(さかな)



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