『わかりやすい 手編みの基礎とコツ』小瀬千枝 [クラフト]
- 作者: 小瀬千枝
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 1997/09
- メディア: 単行本
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何年ぶりかで“手編み”にハマッてる。作ってるのは自分のセーター。
ときは「ウォーム・ビズ」がおおはやり。ニットのあったかセーターは時流に叶ってる(?)のでは。
本当のことを言うと、もうずいぶんまえから機械編みに興味があって。でも、初心者用でも編み機は結構、高いし、なかなか決心が付かなかった。
私自身、身長があって、普通のレディース・サイズでは、丈とか裄が足りない。とくに冬物は男性用を着用したりしてた。でも、さすがに年齢が行くとねぇ。カジュアルだけでは暮らして行かれないし(?)。そんなわけで、再び“自分で作る”ことを思いついたわけなんだけど……。
さてはて。今年、やっと念願の編み機を手に入れました。
と思ったら、なかなか思うように動いてくれなくて。やっぱり初心者はマフラーからですかね、ということで、機械編みのほうは、基礎からやることにした。
それに、自分用に作ろうとしていたものは、模様が入るので、いきなり機械でこれは難しいだろうなぁ、とは考えていたことでもあり……。でも、手で編むのって、ホント進まないね。機械なら「ジャーッ」と1~2秒滑らせれば1段できてしまうのに、手は1分……。
そうは言っても、去年、なぜかふと思いついて(間違って?)↓この本を買ってしまったことが運の尽きだったのね~、とか。
編み物教室の現場から こんな基礎編みの本が欲しかった!―棒針編み・作り目からまとめまで
- 作者: 小瀬千枝
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 2003/10
- メディア: 単行本
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というのも、昔、山ほど買って棚にあったはずの編み物関係の本が、どこを探してもほとんど無くて。忘れていた細かな方法など、この本のおかげで何とか思いだすことができた。
でも、取り上げられてるのはベスト。袖付きの物のやり方をちゃんと復習したくて、『わかりやすい~』を買おうかな、と考えてる。
『彩風の音』夏川りみ [音楽]
- アーティスト: 夏川りみ
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2005/11/23
- メディア: CD
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生徒が今、ここにも収録されている『ココロツタエ』を懸命に練習してて。愛知万博のNHKでのテーマ・ソングでもあったので、もうずいぶん聴いた。
近ごろは、FM局などでもよくかかる『さようなら ありがとう』がお気に入り。
そうしているうちに、アルバムが出たよ~、とAmazonからお知らせが来た。
曲名リストは
1.サガリバナ
2.大丈夫
3.さようなら ありがとう
4.シマダチ
5.とことわのうた
6.雨降樹の下で
7.玉露のあしび
8.千春坂
9.恋唄
10.愛のチカラ
11.しのぶ花
12.ココロツタエ
13.ウナイ島~八重山バージョン
解説によると
夏川りみの歌声とキャラクターに魅せられた豪華アーティスト達が楽曲を提供した、全曲書き下ろしのオリジナル4thアルバム! ヒットシングル「ココロツタエ」「さようなら ありがとう」を含む全13曲収録されている。彼女のアルバムタイトルには「風」の言葉が含まれることが多いが(「南風」「沖縄の風」「風の道」など)、まさに聴く者の心にさわやかに吹き抜ける、風のような歌声を象徴しているかのようだ。まさに今作は収録曲ごとに彩り豊かな風=歌を堪能出来る一枚に仕上がっている。
だそうで。
たしかに、この人は安心して聴いていられる力量があるし、自分の作った曲を歌わせてみたいと思わせる魅力がありそう。
まぁ、本来、プロの歌手とはそういうものでしょうけどね。
相変わらず“沖縄”がキーワードのようだけれど――生まれ育った土地だから当然といえば当然だよね――乾いた曲調が結構、好きだったりする。
というより、ド演歌のじめついた曲調や歌詞がイヤなんだけど。
その点、日本の民謡も、それほどべたついてないというか、節回しこそ短調気味だったりしても、どこか突き放したような明るさがあるような気がする。土地によるのかもしれないけど。
だいたい、辛い時によけい暗くなるような歌は唄わないと思うんだ。
昔、演歌がそれなりにヒットしていたころは、むしろ社会は明るく前向きだったのでは、と逆説的なことを考えている今日このごろ。(^_^;
『ビーズ・ビー vol.9』 [クラフト]
書店へ行ったら、もう『vol.9』が出てた。
なんか、早い~。
『vol.7』が夏のアクセ特集、『vol.8』が秋の特集だったから、まだそんなに経っていない感じ。
- 出版社/メーカー: パッチワーク通信社
- 発売日: 2005/11
- メディア: 大型本
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この本は、ビーズのカラー講座というのを連載していて、見ているだけでも楽しい。今号は青緑。それ用の本も出ているけれど、やっぱり買ってしまう。
いろいろな色、きらめき。写真がいいこともあるけれど、ビーズって触っているだけで心和ませる。ルーペ使わなければ、細かい作業ができないくせに、それでもやめられないんだなあ。
★bk-1で見る
(今のところ未入荷。――なんだか最近のbk-1、パワーが落ちてない? 在庫もすぐになくしちゃうし。結構、好きなサイトなんだけどなぁ)
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『現代用語の基礎知識』と「はてなキーワード」 [書籍、雑誌]
書店に行ったら平台に積んであった。新聞広告にも載ってた。そんな季節になったんだなぁと実感。
でも、あれれ? いつもより小さいよ。
広告にもあったけれど、“これまでより、ひとまわり小型になりました”と。
イミダスや知恵蔵が、相変わらずの存在感(?)で、ど~んと並んでいるなか、なんだか可愛らしいというか、親しみやすい様子に見えましたです。(^。^)
いつもなら、その大きさと重量に、その場で買って持ち帰るのをためらうんだけど――最近は、もっぱらネットで購入――これなら大丈夫かも、と思っちゃいましたね。
他に用事があったので、とりあえずは買わずに店を出たんですけど。
付録も相変わらずの感のあるイミダスよりも――地図と手帳だった――「最新カタカナ・略語辞典」と「生活スタイル事典」、「切って使える手帳」。付録じゃないけど「図・写真から調べるこの1年 カタロペディア'05」と、興味をそそられるものが多いし。
それに!
なんといってもこれ、「はてなキーワード」が載ってるじゃないですか!
楽しそう♪
これだけで、今年はこれをお買い上げ、と決めましたです。(^_^;
★参考
『黄色い目の魚』佐藤多佳子 [児童書、YA]
佐藤 多佳子
by Amazon
文庫本になったと言えば、この本もなりましたね。
私は話題になっているときに単行本で買って、「これはオーケイ♪」と思いましたです。(以前にエントリーで書いたと思ったのだけど、まだだった……)
(単行本)
短編集で、主人公は同じ。登場人物によって主語が入れ替わることはあるけど、基本的に「みのり」ちゃんが主役。
この作者は『サマータイム』とか、ちょくちょく読んでるけど、どちらかと言えばファンタジーっぽい、ほんわかとしたお話を書く人、という印象があった。それが、この作品では、おなじ青春物でも、きっちりとしたリアルな人間関係や物語を描いている。
でも、文章はあったかく優しく(易しい、じゃないですよ)、すんなりと胸に落ちてくる。
先日のエントリーに書いた『蹴りたい~』は、たしかに芥川賞に匹敵するだけの、現実的な人間心理が描かれていたかもしれないけど、(私には)正直、シンドイ。もうこれ以上、人間のドロドロとした精神や顔なんて見たくないし、卑屈さ歪さなんて、今さら教えてほしくもない。
そんな気持ちでいる者にとって、『黄色い目~』の持つ爽やかさは貴重だと思う。
といって、おとぎ話が書いてあるわけじゃない。なんていうか、“ひねくれてない(いや、多少ひねくれてても)、ちゃんと生きていこうとしている人間たち”が出てくるので、それだけで安心できるのだ。
ああ、世の中も捨てたものじゃないなぁ、と。
余談だけど、昔は、本屋で立ち読み、図書館で読んでから、実際に買って手元に置く、なんて二度手間なことをしていたんですが、ネット書店ができてから、どうも“衝動買い”が多くなって。
リアル書店だと、手にとってパラパラめくって、値段を見て、お財布と相談して、買おうか買うまいか決める。その段階を経た手順が、ネットだとすっとばしになってしまう。
そんなこんなで、「シマッタ……」と思う本が増えてしまった。そのくせ、肝心の、「これは絶対、買おう」と決めたはずの本を、未だに注文してなかったり。
とはいえ、今日、書いた本は、オススメです。
とくに、いわゆる純ブンガクの、ちょい重い暗めの描写が苦手な人にとっては。(^_^;
★bk-1
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