イクメン？

イクメンクラブ

　やっぱり娘の学校での行事から、この言葉を知った。とりあえず、
　「育児を楽しめる、カッコイイ男のこと」
　だそうな。

　最近の高校生は――この言葉を出したのは女子らしいが――情報が速いこと、早いこと。
　……なぁんて、娘は知らなかった。検索してみたら、上のサイトが出てきた。

　
　私自身、育児に励んでいたつもりだったのだけど。いつの間にやら娘は高校生になっていて、一人前の顔をして“自立”とやらほざいている。親としては、“自律”してほしいものだが。

　それはともかく。
　わが家は……イクメンとは到底、言えないなぁ。まぁ、高校生という、微妙に大人に反発する、したがる年齢だから、ということもあるのだろうけど、とくに父親とは仲があまりよろしくない。

　赤ちゃんのころは、それなりに“イクメン”していてくれたのか……な？　夜泣きをしても怒ったりしなかったし、おむつ替えも面白がって（！）やってくれた。彼自身がお子ちゃまだったからかもしれないけれど、一緒に遊んでくれたりしていたし。

　ただ、休日が極端に少なかったから。外遊びに連れて行く、なんてことは、ほとんどなかった。子どもが学齢に上がってからはよけいに。反抗期と、仕事での大変な時期と重なって、口答えする子どもにカッとなって八つ当たり、なんてこともちょくちょくあったから、今の“反抗期”に繋がっているのかもしれない。


　最近のパパさんたちは皆、彼らの親世代の教育（頑張り？）が行き届いているのか、それとも、奥さんたちの教育（圧力？）のおかげなのか、フツーに子どもと接している人が多いように見える。
　いい時代だなぁと思う。

　反面、こういう言葉が出てくる――作られる――ってことは、世の中的には、まだまだ、ということなのかな。