『死神の精度』 伊坂幸太郎 [ミステリー、SF]
出ましたね~、伊坂幸太郎の新刊。
今度は短編集。“死神の見た6つの人間模様”だそうですから、尚そそられる~。
短編集はもともと好きで、井上雅彦さんがよく編んでいるアンソロジー(たとえば、『グランドホテル―異形コレクション〈9〉』や『十月のカーニヴァル―異形コレクション綺賓館〈1〉』など)とか、古川日出男さんの『gift』という、超短編集(掌編集というんだそうで)は、とても楽しめた。
短編集のよさは、手軽に読めて、でもしっかり楽しめる、というところ。もちろん、大長編も別の楽しみがあるんだけれどね。
実を言えば、伊坂さんの短編はまだ読んだことがない。一般的に、長いものが得意な作家、短いものが得意な作家、と分かれるけれど――読み手の好みの問題もあると思うけれど――この人は、さあどっち?
なぁんてね。この人の、さらさらと頭に染みこんでくる美しい文章が好きなので、長短あまりこだわらないほうが良いかもしれない。
★bk-1で見る→『死神の精度』
2005-07-02 00:00
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