全日本フィギュア、名古屋の女子が表彰台独占、第２弾

■中日スポーツ:ママやったよ…　真央Ｖ:スポーツ(CHUNICHI Web)





　真央ちゃん、おめでとう。
　今回は正直、ショートプログラムで村上佳菜子ちゃんがトップに立ったので、優勝のチャンス！と思い、
　それが叶わなかったので、ちょっと残念な気分。

　とはいえ、いつぞやの名古屋の女子選手が表彰台独占！の再来になって、地元民としては、喜び倍増。

　また、この３人が世界選手権に挑戦、が決まった。
　今回は、３人ともフリーでミスが出て、完璧な滑りではなかった。ワールドでは、ぜひ「ノーミスで」頑張ってほしい。


　私は天の邪鬼なので、浅田選手のお母さんの訃報については触れない。
　世間は……というか日本人はこの手の話が大好きなので、Twitter上でも、涙涙涙といったキーワードが溢れていたが。


　さらに正直なことをいえば、浅田選手は今回、休んでもよかったのでは、と思う。TV局の視聴率ゲットの種にされるのが、余計なお世話ながら癪に障る、という意味で。彼女の実績を鑑みれば、特例でワールド派遣でも充分、納得できるし。
　まぁ、その辺が浅田選手の特異なところ、強靱な精神力の持ち主ということかもしれない。（もしかしたら、慣れ親しんだリンクの上で、仲間と一緒にいることのほうが、気持ちが楽、だったのかもしれないけれど）






　佳菜子ちゃん、優勝を逃して残念だった。
　山田真知子コーチによれば、今季は新しいことにチャレンジするはずが、足の骨折や靴のトラブルで計画を変更せざるを得ず、だったと。
　そんな中で、手堅くまとめて自信を取り戻し、世界選手権へ。調子が上がりきるかどうか心配だけれども、今度こそ（？）表彰台を狙って頑張ってほしいな。
　






　昨夜の地上波TV放送、選手たちの「闘い」「競争」を煽るような前振りの映像や、アナウンサーの（これ演歌番組か？）と思うような、詠嘆調のナレーションが鬱陶しくて、途中でチャンネルを変えてしまった。

　スケーターたちは皆、小さいころから競技会で顔を合わせているし、ショーでも一緒に滑ったりしている。みんな仲がいいのは、選手たちのブログを見ても分かる。
　（でなければ、そもそも、浅田選手の母の訃報に、世界中の選手たちからメッセージが寄せられる、なんてことは無いだろう）

　終わったあとで、こういう写真を見るのは、本当にホッとする。






　（フィギュアスケートの放送から、とくにフジTVは手を引いて欲しい）