『のだめカンタービレ Selection CD BOOK』 [コミックス]
- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/08/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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書店へ行ったら、平台に置いてあった。
存在自体は知っていたけど、現物を見るまでは興味がなくて。コミックスをちょっと豪華にビニール・カバーで包んだ形態で、録音されている曲も、『ブラームス:交響曲第1番~のだめカンタービレ』
よりは、小品が多くて親しみやすい感じ。どちらも、お話の中に出てきた曲ばかりだけどね。
レビューによれば、“解説”が面白いみたいで、それも読んでみたいなぁ。
ホワイトバンドからカラーバンドへ(?) [ニュース・クリップ]
「カラフルバンド」だなぁと思ったのが最初の印象。あちこちのブログで紹介されているアメリカのリストバンド扱いサイトのホームページのこと。
先日、新聞記事にも取り上げられてたけど、グリーン、パープル、イエロー、オレンジ、レッド、ピンク、ブルー、etc. そんなにあるなんて知らなかったから、ビックリ。
森を増やそう、高齢者虐待防止、ガン患者支援、認知症サポート、非喫煙者の二次喫煙によるガンの危険性、本を寄付する基金、喫煙と副流煙の危険についてアピールと研究、乳ガン防止啓発、ペット愛護基金、難民基金、イジメ撲滅、津波による被害救済、復興を支援、etc.
バンドの色より活動名のほうが多いのは、ひとつの色に様々な啓発キャンペーンが重なってるから。これも、考えようによっては、すごいね。ほとんどがアメリカから始まっているようだけど、“同時多発”だったんでしょうか。
事の起こりはイエローバンドだと思うのだけど、わが日本では、圧倒的に「ホワイトバンド・キャンペーン」が有名(?)になりましたね。思わぬ大成功で、“啓発商品”であるはずのリストバンドが、200万コも売れたとか。これもすごいね。そのうちの1本(2本か)は、私も着けてるものですけど。(^_^;
でも、一方で批判も起きてますね。「売上金は一銭も寄付に行かない」とか、「売上金はNGOの活動資金で、そのNGOは左翼だ」とかね。
ホワイトバンドのサイトの「最初の説明」がどうだったのか、私は知らないけど、私がサイトに行ったときは、ちゃんと「売上金の一部は啓発活動に使われます」と書かれてました。「みんなでこれを着けて、大々的な社会運動にしよう」。だから、ああ、寄付とは違うんだな、と。
というのも、「ピンクリボン・キャンペーン」というのがあって、これは「乳ガン防止」を目的としたものなのだけど――「ちゃんと検査に行きましょう」ということを訴えるための活動ってことですね。寄付する対象がないのだから――まぁ、マンモグラフィ(検査装置)のない病院に、置いてもらうよう寄付するってのはアリかなと思うけど――どんなグッズを売っても、それは単なる「活動資金」でしかない。
それと同じようなものだと思って、ホワイトバンドも購入したのだけど。ただ、たしかに「大々的なムーブメント」にはなったけど、ファッションみたいにホワイトバンドそのものが馬鹿売れしすぎて(?)、“これは違う”と感じる人も出てきた、ってことでしょうね。
それに、本当は、何でもいいんですよね、腕に着けるものは。外国のキャンペーンでは、白いリボンを巻いている女の子がいたり、スポーツ用の汗とりリストバンドを真っ白にして巻いている若い男性がいたり。
たしかミクシィでも「ホワイトバンドを自作しよう」というコミュニティがあったように覚えてます。
実を言うと私も、その言葉に触発されて、2本セットで購入して余っているホワイトバンドを、アクリル絵の具でピンクに塗って、ついでにちょっと濃いピンクでリボンを描いて、腕に着けようかな、なんて考えてました。(ピンクリボンのピンバッジ代わり(^_^;)
(↑猫用のシリコン製首輪。これは“のみ取り効果付き”、つまり薬剤が染みこませてあるようなので、代用はちょっと……ですね。(^_^;)
(↑フェリシモという通販会社で買った“静電気防止リストバンド”。シリコン製で、いわゆるカラーバンドそっくり。ちがいは、アジャスターが着いてて、自分の手首サイズに合わせられること。もっとも、そのおかげでお値段はお高いですけど。(^_^;)
だって……ねぇ。ピンクリボン代わりのピンクバンドも売ってるところがありますけど、その他のカラーバンドも、扱っているのは、すべて外国のサイト。(注文するのに英文が難しい、ってのもあるけど(^_^;)、購入金はすべて、“その国”へ行っちゃう、ってことを思うと……。
全世界的に活動しているグループなり組織ならいいけど、たとえばアメリカ国内のみの活動に使われる、寄付としても、その国の対象者(のみ)に使われる、というのでは、やはり日本に住む者としては、複雑な気持ちにもなります。(ホワイトバンド運動を批判する人は、そのあたりのことも念頭にあるのかも……?)
たとえば、「グリーンバンド」は日本の企業も作っていて――その名も、わが尾張名古屋の(^_^;「ティーケイ名古屋」――、売上金の1部を環境活動団体に寄付するそうですけど、これは「日本の山を緑でいっぱいにしたい」ということ。自己中みたいに思われるかもしれないけど、やっぱり自分の住む場所、足下からまず、きちんと考えるのが大切だと思うんですけど……どうでしょう。