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 『憲法を変えて戦争へ行こう  という世の中にしないための18人の発言』 [書籍、雑誌]





憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言

憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言

井筒 和幸, 木村 裕一, 黒柳 徹子, 辛酸 なめ子, 中村 哲, 半藤 一利, 松本 侑子, 美輪 明宏, 森永 卓郎, 吉永 小百合

 いきなり新聞の一面広告に載って、度肝を抜かれた。

 とくに「憲法を変えて戦争に行こう」というコピー? に眼が吸い寄せられて、ドキリとした。

 でも、ブルーの字体がキレイだった。

 これは上手い告知ですね。すごくインパクトがある。改正論者に言わせると、そんな発言はしてない、そういう意味じゃない、ということになるのかもしれないけど。(それに、改正論者にもさまざまな色合いがあるそうですが)

 けど、以前もどこかでだれかが書いていたけど、

 「改正を叫んでいる人は、いざ戦争になったとき、後方=大本営? でふんぞり返っていられる人」

 「自分は前線に出なくてもいい人」

 だそうだ。そうだよね。いつも、実際に戦場に送られるのは、若い人たち。

 たとえば、韓流で注目度が高まった韓国、あの国で行われている“兵役義務”のある年代の人たち。

 改正に賛成しているオヤジたちの中には、今の若い人に反感を持っていて、もっと厳しく訓練できるような場所へ放り込んでやりたい、と考えている人もいそうだ。

 自分たちが、そういう社会を作ってきた。貴方たちが嘆く“若者文化”は、最初こそ若者自身が芽吹いてきたものもあるけれど、ケータイをはじめとする現在の大多数は、彼らをターゲットにできると知った企業体が始めたものではなかったか。

 彼らが日本の経済を支えている、といった側面を忘れていないか。

 軍隊式の規律だとか統率を懐かしむ人は、よほど優秀だったんだろうな。そんなことも考える。だって、私の父親などは、学校の教師や、学校へやってきた軍の上官に殴られたことを、未だに忘れていない(というより、恨んでる)。そして、つくづく、今は幸せだ、と言う。近ごろは、少しあやしいけれども。


 意見を寄せている18人は

井筒和幸、井上ひさし、香山リカ、姜尚中、木村裕一、黒柳徹子、猿谷要、品川正治、辛酸なめ子、田島征三、中村哲、半藤一利、ピーコ、松本侑子、美輪明宏、森永卓郎、吉永小百合、渡辺えり子


 イラク戦争前に出た『それでも私は戦争に反対します。』に文章を寄せた45人と一部、重なってる。それだけ、危機意識が高いってことなんだろうな。

それでも私は戦争に反対します。

それでも私は戦争に反対します。

社団法人日本ペンクラブ



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