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 白川静センセイの新刊、『人名字解』 [書籍、雑誌]





 bk-1からお知らせ。白川静センセイの新刊だそう。 

人名用漢字983字について、そのもとの形から成り立ちを示し、字形と意味との関係をやさしく解説する。用例もあげて書き下ろした、名づけの知恵袋というべき人名用漢字の入門字典。

bk-1の解説より

人名字解
人名字解
posted with amazlet on 06.03.17
白川 静 津崎 幸博 平凡社 (2006/01/26)

 以前に、苗字の辞典、なる本を買って読んだことがある。市井の研究者の人が書いたものらしく、内容的には、それほど厳密なものではなかった。

 とはいえ、むしろ推測や憶測が入っているからこその面白さもあって、トリビア的知識欲を充たすには充分だった。

 日本人の苗字の数って、世界一だとも聞く。いわれを聞けば、ちょっぴりくすぐったくもなる。結構、清和源氏の流れ、とか平氏の流れ、なんていう説明が出てくるから。みんな、武士の末裔?

 そんなわけはなく、明治でしたっけ、全員が姓名を付ける法律ができて、勝手に武士の苗字を名乗った人も多かった、というだけのことらしいけどね。

 そうはいっても、家系というのは、下から(末から)辿ってゆくと、必ずどこかのお殿様にたどり着く、という話も聞いた。

 以前、フランスだかどこかで、ご先祖を知るというイベントやってて、自分が領主の末と知って満足して帰って行く人々を取材してた。そのときの、調査員の言葉が↑だったと思う。

 そりゃそうだ。自分1人に親はふたり、その親は4人。さかのぼってゆくと、“ご先祖サマ”というのは、倍々で増えてくんだから。


 ――なんてことも、思いださせてくれた本の紹介ではあった。

 さっそく、図書館で予約、予約。




★bk-1

人名字解
白川 静著 / 津崎 幸博著
(・e・)


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