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「第90回天皇杯決勝_鹿島vs清水」~無冠 [サッカー]

2010カップ戦(清水):【天皇杯決勝】清水惜敗、V逃す 後半の反撃あと一歩


◆第90回天皇杯 決勝 鹿島 vs 清水(国立) 2011年1月1日(土) 14:00キックオフ


 フローデ・ヨンセンのJリーグでのラストゲーム。
 有終の美を飾らせてあげたかったなぁ、というのが正直な感想。
 もっといえば、対グランパスで、どっちが勝っても負けても、さよならコール&お別れ式みたいなことをやってほしかった。

 聞けば、翌日すぐにフローデはノルウェーに帰ってしまったというではないの。清水に帰らず、成田に直行。もうすでに準備は――というより引っ越しは済んでいたんだね。
 その帰国便も、エスパルス公式は発表しないルールなのか、お知らせ無し。

 グラのポペイロの松さんは見送りに行ったようすだけど、その他の何人が成田までお別れに行けたのだろう。感謝と応援の意味で、大勢のサポーターに行ってほしかったなぁ。



 ゲームに戻れば、健太監督、以前に、鹿島とやるのは色々策を練るのが楽しい、って言ってなかったっけ?
 今回は、逆に策を練られて手も足も出なかった、という形になってしまいましたね。

 鹿島に先制されると苦しい。守備が堅くて、なかなか崩せないから。

 でも、ACLで鹿島が苦しむのは、1点取って、とりあえず引くからだとも言われている。そうしたペースに合わせてしまうJリーグのチームは、その引いた鹿島を突き崩せない。
 アジアでは、そこがチャンスとばかりにワッと力業で攻めかかってくるチームがあったり、本来強いはずの1対1のフィジカル勝負で負けてしまったり、というのが理由だそうな。

 ちなみに、先シーズンに優勝を逃した理由を岩政が、そうしたチームのやり方にあったようなことも話していた。とりあえず1点獲れば勝てるはず、と全員が思い込んでしまいすぎた、みたいな。

 (勝ち点的には、それでも例年と同じ――2連覇目、3連覇目も似たようなもの。他チームが不甲斐なかったとも言える)



 エスパルスのほうは、いつもの、グラサポにとってはちょっと悔しい「フローデは単なる保持&繋ぎ」で、ゴールを狙うのは岡崎、という図式が見られなかった。妙にフローデにクロスを上げて、得点してよ、という感じ。相手のプレスに、苦し紛れだったのかもしれないけれど、その「いつもとは違う姿」が、どんどん自分たちを追い詰めていっているような気がして、なんでやり方変えたんだろう、と思っていた。

 それを言い表していたのが、Twitterの上田滋夢氏のツイート。


Twitter / jimueda: 鹿島vs清水⑥ いや〜1回外してもうた〜!鹿島は後半の最初と同じ、受け過ぎ、ちょっと不安。そこをフローデは気付きまくっている。後1人、清水気付け〜。藤本は・・・・・。


 ここでも、フローデさすが! と言いたくなる(^^ゞ


 川崎Fといい、清水といい、一度はよい位置に付けながらダウン、というのは(グラで)既視感があるだけに、サポーターの落胆は痛いほど分かる。

 とくに清水は、健太監督の退任とともに、ベテラン選手たちの退団、主力の移籍と、それこそチームの再建季にになってしまいそう。久米GMが残してきた方法論があるはずなのに……という気持ちも。

 逆に言うと、「人」が変わると、やはりいくら立派な方法論があってもだめなのかも。運営する「人の意識」が大切ということかも。
 まぁ、来季――今季か――のエスパルスを見てみないと、何とも言えないけれど。



 ただ、個人的には、久米GM体制は、しばらく続けてほしいなぁと思う。アジアを制し、もう少し、クラブとしての骨格がしっかり出来上がるまでは。――ちょっと天皇杯とは関係ない方向へ行ってしまった。



 フローデ・ヨンセン選手、お疲れ様でした。
 ノルウェーリーグはTVで見られないので、YouTubeで活躍を追うことにしよう。上げてくれる人がいるといいけど。



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