平野孝選手、引退 [サッカー]
asahi.com(朝日新聞社):98年W杯代表のMF平野が引退 名古屋や東京ヴに在籍 - スポーツ
1998年W杯日本代表のMF平野孝(36)が現役引退することが7日発表された。Jリーグが始まった93年に名古屋に加入。左足のキックを武器に2度の天皇杯優勝などに貢献した。98年W杯には2試合に途中出場した。東京ヴなどをへて2008年から北米リーグのバンクーバー・ホワイトキャップスでプレーしていた。今後は未定。
グランパスのとくにオールドサポーターに取っては、ココロにトゲの刺さった選手ではないだろうか。
代表選手としてクラブに優勝をもたらしてくれるはずの選手だった。
だが、当時のグラの事務方が、まだまだ「プロ」としての意識を持っていなかったために、うまくコントロールすることができず、今で言う逆ギレのような形で、やんちゃな彼らを放り出すことしかできなかった。
もちろん、当時の選手たちにも、まだまだ「プロとしてのあるべき姿」というものが身についていなかった、という面はあるだろうけれど。
あらためて当時の放出騒ぎを思い出すと、そんな感じだろうか。
まぁ、試合のハイライト&応援番組しか見られなかったファンとしては、そんなに性格わるい選手なのかなぁ、という印象しかなく、もったいない感しかなかったけれど。
とはいえ、36歳という年齢までプレーし続けてきた人。(もしかしたら考え方や生き方を変えた、ということもあったのかもしれないけれど)、人間的にひどい瑕疵があったわけではないということを示しているような気もする。
そんな気持ちで、これまで視界の片隅に捉えて――話題に出れば応援していた。
長い間、お疲れ様でした。
指導者になるのか、解説者になるのか。それとも、全く違う方面で活躍するのか。
技術や培ってきた経験を、ぜひとも「これからのサッカー選手たち」に還元してほしいなぁ、というのが往年のファン(?)の望みかな。
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