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 『勝間さん、努力で幸せになれますか』という本が出るらしい [論説本]





 カツマさん、無駄に元気やなぁと思っていた。アエラを読んでいたころのこと。

 この人は、頭痛だとか貧血だとか低血圧だとかアレルギーだとか、そういった症状とは全く無縁なんだろうなぁと。

 「やれば出来る!」と断言できちゃうエネルギーは凄いと感心していたけど、そういうのって、気力はおいても元になる体力が必要なんだよね~、とも思っていた。


勝間さん、努力で幸せになれますか

勝間さん、努力で幸せになれますか


 こんな本が出るそうな。

 内容を先取り?したような対談サイトがあって、覗いてみたのだけれど――アエラ読みをやめたすぐあとに対談があったようで――、「料理? しますよ~」というカツマさんの発言からは、やっぱりアレルギーだとか、そういったものとは無縁なんだ、と確認できた。(論点が違う? でもね……私にとって基本は“そこ”だから)




 そもそも、香山リカさんが何で勝間さんにこだわる?

 幼少時代から感じていた行きづらさを「言葉」にしてくれた=そうしたタイプの人間がいるのだ、それは社会のあり方とも関連しているのだ、と教えてくれたという意味で、私は香山リカ派(?)なんだけれど。

 だから、香山さんがカツマさんを意識したような本を出されたときには、驚きつつも、納得できる面もあった。



「ふつうの幸せ」に答えはあるか | AERA-net.jp


 やはり、いろいろな意味で“やれる人”“出来る人”の代表、アイコンとして取り上げた(“だけ”な)のだ、という話のよう。

 たしかに分かり易い。こうした“今”が旬な人は、語りやすい。(それこそ“今”しか通用しないけれども) まして、香山さんが扱ってきた人たちと、対極にあるような存在だから。(心の中で、そうした人間たちを呆れて見ているのではないか? と。つまり、私のような香山さんの著作に救われているような人間を、どうしようもないわね~、と一掃しそうなくらい“元気”=活動的な人ってことで)



 まぁ私自身はトシだから、今さらカツマさんを目指そうなんて思っていないし、やれもしないけれど、これから社会に出て行く娘のことを思うと、気になる本ではある。図書館へリクエストを出しておこうかな。




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