『文芸誤報』から読みたくなった本2冊 [論説本]
斎藤美奈子氏の、鋭い、でもユーモアのある切り口が好き。
これも、その時々に出版された本、話題になっている本を取り上げて(週刊誌に連載されていたものを集めた本らしいので)、すぱっと“ひと言感想”を述べられている。それ以下の文章は、付け足しといってもいいくらい、ズバリ核心を突いているので、感心してしまって、むしろその本が読みたくなるほど。
もちろん、やりこめているばかりではなく、評価すべき本はきちんと読みどころを示して、お薦めしてある。
そうした本を2冊ほど、図書館で借りてきてのだけど……。ちょうど体調が低下しているときだったので、結局、時間切れで返してしまった。
★キーワード:オテル モル
★キーワード:ぼくが愛したゴウスト
こうしてAmazonで見てみると、結構、いい評価。さすがは斎藤氏ということか。
あらためて、もう少し心身に余裕のあるときに借り直して、完読してみるかな。
↓文庫版。
★キーワード:オテル モル (集英社文庫)
★キーワード:ぼくが愛したゴウスト (中公文庫)