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 『雪の結晶』 [書籍、雑誌]





 図書館の新刊棚にあった。表紙の写真に吸い寄せられて、思わず手に取った。


雪の結晶
雪の結晶
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★キーワード:雪の結晶


 この手のタイトルで読んだのは、結晶を集めた写真集のようなものか、生物の教科書みたいに科学的な詳細を書いたものか、そのどちらかだった。もちろん、樹氷のでき方とか霜の降り方などといった“冬の解説書"めいたものにも写真は添えられている。でも、白黒の写真とカラーでは、いくら“雪"でも、やはり違う。

 一つ一つ、形の違った結晶の、カラーの美麗な写真に、結晶の名称や出来かた、そのときの気候、条件などといった事柄が、易しく、丁寧に解説してある。見ていて楽しい、読んでいて楽しい。そんな本。

 啓蒙書(?)なのだけど、写真集としても読める。薄い本ではあるけれど、だからこそ、何度もページを開いてしまう。

 気持ちが沈んだとき、あるいはテンパリ気味なとき、この青と白の世界へ飛び込むと、降り積もる雪の日の静けさのような、静謐な世界に来た気がする。

 今が寒い季節であるにかかわらず。


 こちらは、ブックポートという、本のオススメ小冊子で知った。まだ手にとって見たわけではないのだけど。図書館で予約してこようかな。

Snow Crystals (Dover Photography Collections)
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 それにしても、Amazonでこの本を調べていたら、関連本として雪、あるいは結晶に関する本がズラリと出てきた。どれも綺麗。目移りしそう。

 オススメ本を順にクリックして眺めているだけでも楽しいけどね。


 オシムの記事が載っていると [書籍、雑誌]


 つい買ってしまう。「Number」最新号のことですが。

 応援している名古屋グランパスのストイコビッチ監督に対する談話もあるとのことで、よけいに興味をそそられてしまった。

 Amazonで注文しただけなので、まだ現物は手元に届いてません。

 ――と、ここまで書いてきて気づいた。図書館に「Number」誌は入ってるんだった!

 最新号は貸し出しが出来ないので、必ず棚にあるはず。

 しまった。図書館でページをめくってみてから、買うか買わないかを決めればよかった。

 ( ̄▽ ̄;)


 カイくん暦 [書籍、雑誌]





 も~笑っちゃう。ファンブックとか、いろんなグッズ展開しているのは噂に聞いていたけど――あんまり興味ないので現物は見てない――今度はCD!?

 というのは、聴いていたFMラジオのDJの話で知った。

 クラシック・アルバムだとか。

白戸(ホワイト)家のクラシック音楽
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 CMで使われていた曲集ということで、内容的にはそれほど新味はない。キャラもの好き、記念グッズ好きな(あるいは特典が欲しい)人向けでしょうね。



 ――と思っていたら。今年のカレンダーが!

カイくん暦  (お父さん) 2009年カレンダー

エトワール (株式会社 ハゴロモ)

★キーワード:カイくん暦 (お父さん) 2009年カレンダー


 これはある意味、役に立つかも。犬好きな人によさそう。

 私は猫派なので、やっぱりあんまり興味ないな~。

 だったらなぜ取り上げる?

 いや~、この商売根性が面白かったので。


 『チェブラーシカ』 [書籍、雑誌]





 ジブリが、アニメーションの名作シリーズ(?)に入れるらしい、とのことで、チラホラと話題になっているようす。パペット・アニメーションという、ねんどで作った『ピングー』と同じような方法で作られている映画。

 ――って、ピングー同様、キャラクターのほうが既に一人歩きしてますね。

 作品自体は……最初の登場は、ずいぶん古いですよね。最近の、映画館での再上映(?)は見損ねましたが、むか~し若いころ(!)見に行ったので、内容は大体わかります。地元のアニメーション・フィルム同好会が、上映会のプログラムに取り入れていたので。

 他にも、実験的な作品やショート・フィルムが山ほどあったんですが、これはある意味、ちゃんとした商業作品で、きちんと可愛く作られていて、ちょっとホッとした覚えがあります。


『チェブラーシカ』|乙女こころをくすぐる本|カテゴリーから選ぶ|@Bookport|フェリモ|ショッピングモール[フェリモ]|フェリシモ

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チェブラーシカ
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 ジブリと思っていたら、ディズニー?


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 こんなものまで!

 そういえば、今はまだ秋だけど、じきクリスマスが来ますね。


 『京都時代MAP 平安京編』 [書籍、雑誌]





 Amazonを開いたら、なぜかこの本の案内が出てきた。最近、小旅行しようとガイド的なものを調べていたからかな。それも関西方面。Amazonは、勝手に関連本として検出してくる本が、こうして上手い具合にハマればいいのだけど、大半が???なので、正直あまり好まないのだけど。しっかり新刊本などの情報を出してくれた方が、ありがたい。


京都時代MAP 平安京編
京都時代MAP 平安京編
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光村推古書院
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キーワード:京都時代MAP 平安京編


 愚痴はともかく、便覧的な本が好きな者としては、なかなか楽しい。とくに、下に載せるブログに書かれているように、“現在の地図”と“平安時代の地図(千年前!”が薄紙で重なるようになっているのが、なかなかのアイディア。

 一気に時代を超えて繋がる感じが、なんだかゾクゾクする。

 源氏物語の相関図が少々、漫画チックなのはご愛敬。傍らに置いてページを紐解きながら訳本を読んでいると、なかなか優雅な時間を過ごせる、気がする。



★参考。

京都時代マップ平安京編が出ました!|西陣に住んでます

★公式?は、こちらみたい

時代MAP~現代地図と古地図を重ねた新発想の地図 タイムトリップマップ~


 『源氏物語の時代―一条天皇と后たちのものがたり』 [書籍、雑誌]





 源氏物語千年紀。

 久々に書店へ行って、文学の棚を物色してきた。そこは、住宅街にあるショッピングセンターに入っている店なのだけれど、それにしては街中と同じような“知的”なラインナップになっているのが便利。少し前まで、源氏物語千年紀特集として(文庫に限ってだが)、いろいろな翻訳本が並んでいた。

 そんな風に、頻繁に書店に行くことがなくなったせいか、新刊の情報にひどく疎くなった。『千年の黙』を知ったのも(2003年刊!だというのに)最近で、やっと読了。感想を書いておこうと思ったのだけれど、こちらの本を知って、読んでからにしようかなと思った。


キーワード:源氏物語の時代―一条天皇と后たちのものがたり (朝日選書 820)


 というのも、こちらのはてなで、大塚ひかりさんがブログを始められて、そこに興味深い話が書かれていたから。

本二冊 - 大塚ひかりのポポ手日記

「紫式部はどうして『源氏物語』を書いたか、彼女の人生に何があったのか知りたい」みたいなことを、何年か前、学者の集まりで言ったら、

「『源氏物語』と紫式部を関連づけて論じるのはおかしいんだよ。そもそも紫式部の自筆本なんて残ってないんだし。あれは定家の作品といってもいいんだから」

と言われて、

 うへぇ、そんなことを言う人がいるんだ~。びっくり。

 そりゃたしかに仰るとおり、でもそれを言っちゃあおしまいよ、という話ではないか。だが、この『源氏物語の時代』を読んで、むしろその学者のほうがおかしいとわかった、みたいなことを書かれている。

 こうした関連本も、ちゃんと読んでみなくちゃね。


 ちなみに、娘が学校で学習しはじめたせいか、あれこれ解説本を欲しがって。図書館へ行ったら、寂聴さんの訳本があったので、借りて(私のほうが)読んでいる。昔、円地文子さんの訳を読み始めて挫折したのは、単なるナマケだったのか、そうじゃなかったのか……。それにしても寂聴訳、読みやすい。分かりやすい。

 両方読んでから、感想をつらつら書いてみよう。


 『新版 色の手帖』 [書籍、雑誌]





 ビーズ関連のサイトから、この本の存在を知った。

Web日本語 -小学館 国語辞典編集部- 新版 色の手帖

新版 色の手帖―色見本と文献例でつづる色名ガイド
永田 泰弘
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キーワード:新版 色の手帖―色見本と文献例でつづる色名ガイド



 以前に『色々な色』という『空の名前』のヒットで出たような豪華な装丁の本があったけれど、それよりはもう少し“辞典”に近いのかな。

 アートブック的に“見る”本だった『色々な色』は、とくに日本の色、和名が素敵だったけれども、これもそうした“和の色”が多く載っているようす。

 今なら朽ち葉色、柿色、茄子紺。言葉を聞いているだけで、季節を感じられる。(もちろん、英語などにも、オータムリーフ、なんて言葉があるのだけど)

 日本語っていいなぁと思う瞬間。

 おっと、色の話だった。

 ビーズが好きな理由は、様々な色合いと輝きが、見ているだけで気持ちを高揚、あるいは鎮めてくれるから。

 暗色でも、組み合わせの妙で、とても美しく見え始める。

 さて、その“妙”を見つけるために、この本で勉強するとしますか。



★参考:

空の名前
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キーワード:空の名前


色々な色―Colors of nature
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キーワード:色々な色―Colors of nature


 『yomyom vol.7』 [書籍、雑誌]





 bk-1からのメルマガに、内容の案内があった。

季刊誌「yom yom」vol.7 の内容

 季刊誌なので、買いやすい。読みやすい。あっという間に読んでしまう人もいるだろうけれど、このところチマチマとしか読めない――他の本も同時系列で読んでいる――私には、ちょうどいい間隔。

 それよりも中身。世代的に「よ~くわかる」「こんなの欲しかった~」というものなので、とても楽しみ。

 今回の特集は、そのものずばりの“「新潮文庫の100冊」の作家たち”らしい。

 文庫のフェアは、その都度、入れ替わるので、100冊の作家さんといっても、明治大正の文豪から、最近の売れっ子まで、いろいろじゃないか? と思うのだけど、どんな人が取り上げられているのかな。

 とにかく、明日にでも書店へ行ってきます。


 アメリカの野球文学(モンキー ビジネス2008) [書籍、雑誌]


 以前のエントリーで、買いたい本(雑誌)として載せたけれど、ようやくチラホラと読み始めた。

モンキー ビジネス2008 Spring vol.1 野球号

モンキー ビジネス2008 Spring vol.1 野球号

★はてなキーワード:モンキー ビジネス2008 Spring vol.1 野球号


 日本のプロスポーツが野球一色になっているから、敢えてそういうテーマの作品を翻訳されてきたのか、あるいはアメリカの作家さんたちは、ベースボールを文学ネタにしやすいのか。

 どちらにしても、語りやすい気はする。とくに冒頭の柴田氏と小川氏の対談などを読んでいると。


 


 落語の決定版、とか [書籍、雑誌]





 少し前に、中野翠さんの新書、『今夜も落語で眠りたい』という本を読んで、無性に落語を聞きたくなった。著者自身が初心者で、知人に教えられるままに聞き、そして自分の好みを見つけてゆく、という内容だから、入り口として、とてもありがたい。

 実を言えば、以前にお勉強気分で図書館でCDを借りたことがあった。けど、やはり“教養”なしでは選ぶのも難しい。手当たり次第でも継続して聞けばよかったのかもしれないが、さすがに根気が続かず、中断してしまった。

 本を読んで、オススメから(図書館で物色して)聞いてみようかなと思っていたところへ、こんなお知らせが来た。

ソニーミュージックが送る落語の決定版 CD-BOX特集

 今月28日までキャンペーン。特製手ぬぐいと特製マウスパッド付き。

 オマケはおいて、BOXにしては8400円と、わりと手頃なお値段設定だし。う~む、考えてしまうなぁ。こういうのは、あまり図書館には入ってなさそうだし。

 手に入れるとしたら、古今亭志ん朝さんのかな。初めてさん向きのセットらしいんで、こちらも入りやすそう。



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