『おとなの小論文教室』 山田ズーニー [論説本]
聞いたことはあったけど、変わったペンネームの人だなぁと。若い人だと思っていたのだけど、どうやら、結構、年いってる人みたい。あらためてプロフィールを見ると、ベネッセの進研ゼミで小論文のメソッドを開発した、とあって、まぁ信頼できるかな。
それに、
「ほぼ日刊イトイ新聞」大人気コラムの単行本化。
だそうで、かの糸井先生のサイトで連載となれば、中身も面白いと思ってよさそう。
山田 ズーニー
小論文、なんて構えると、難しそうだけど、文章を書く際の知恵というか、構成や語り口などのコツみたいなものがわかれば、楽しくなるよね。
早速、図書館で予約を入れてこようっと。
期待を裏切らない本だといいのだけど。
★bk-1
★楽天ブックス
網野善彦の著書 [論説本]
以前から気にはなっていたのだけど、なかなか手に取れなかった本。(のシリーズ第○弾?)
網野 善彦
いきなりこれかよ~。と思われるかもしれないけれど、Amazonでいろいろ検索したあと、サイドのマイページに現れたんで、クリックしてみた。
ら、
近代から古代まで遡り、駆込寺や楽市など多様な領域に、人間の本源的自由に淵源する無縁の原理の展開をよみとる。日本歴史学の流れを捉え換えた画期的な名著。
とあるではないの。
まずは入門編からと考えていたのに、食指が動く~。
とはいえ、やっぱり、ざっと概要(?)を知りたいよね。
というわけで、最新刊のこちらの本を注文しました。
網野 善彦
『日本女子大学に学んだ文学者たち』 [論説本]
青木 生子, 岩淵 宏子
どこで知ったのか、今となっては思い出せないが、女性にとっては必読書だと思って、チェックしておいた。
Amazonでは、さすがにこういう本は、男性は敬遠するのか、コメントがひとつもない。
書きようがないってこともあるのかな。
ここのレビュアーは、激烈な批判を書く人がちらほらいるけれど――そしてその大半は、あまり役に立ってくれないが――つまり、気に喰わん、受け入れられん、という思考経路がふんぷんと臭ってくるから――、女について書かれたというだけで批判するような人も見あたらないで、オーケイとするか。(^_^;
『誤読日記』 斉藤美奈子 [論説本]
斉藤美奈子さんと言えば、今のところ、宮台真司と並んで気になる文筆家。
『趣味は読書。" target="_blank">趣味は読書。』
『読者は踊る―タレント本から聖書まで。話題の本253冊の読み方・読まれ方" target="_blank">読者は踊る―タレント本から聖書まで。話題の本253冊の読み方・読まれ方』
『妊娠小説" target="_blank">妊娠小説』
『文壇アイドル論" target="_blank">文壇アイドル論』
など、文章に関する事柄を中心に、快刀乱麻で斬ってゆくその手さばきが、まさしく見ていて(読んでいて)気持ちがイイ。
今度は、昨今のベストセラーを主に“誤読”した内容というのだから、興味が湧かないわけはない。とはいえ、取り上げられている本の大半を、読んでないのだけど……。
(『バカの壁』は、父親が「読んだけどツマラン」とのたまい、試しにページを開いてみたけど、やっぱりつまらなかった(笑)。『セカチュー』は、中学生の娘が買って持ってるけど、どうしても手が伸びないんだよね))
この本を読んで、読んだ気になろうかしらん。(笑)
『物は言いよう』 [論説本]
フェミ・コード、という言葉で社会のセクハラをあばいてゆく。
なんて書くとl、男性はムッとしそうだけど(うちの夫はそう)、この人独特の節回しで展開してゆくので、それほどガキーンと来ない。と思う。(^_^;
女の側からすれば、よくぞ言ってくれました、と拍手かっさいしたい気分。
いや~、実に多くのセクハラ発言(?)がまかり通ってきたんですねぇ。
まぁ、例に挙げられている多くは、いかにも言いそうな(やりそうな)方ばかりですけどね。
読みながら、考えたことは数々あれど、それをここで一気に書くのはシンドイ。
順に書いていきたいと思っています。
とりあえずは、一読をオススメします。
女性は、溜飲が下がります。
男性は……ぜひ、これで“実態”を知ってほしい。
です。
ライトノベルも好き [論説本]
大森望さんは好きな翻訳家なので、この人がオススメ!(“めった斬”ってるけど、タイトル)と言ってるものには、つい触手が動いてしまう。(創元推理文庫のダーコーヴァ年代記以来、この訳者のファンです)
とはいえ、すべてを手に入れてたら家計がめちゃめちゃになるので、図書館等で借りるようにして、購入はセーブしてるんですけどね。
『ライトノベル完全読本 (日経BPムック)』は、書店で見て、まぁ一般的な紹介本だったので、買うのはやめました。『文学賞メッタ斬り!』でも大森さんが言及してるので、いざとなればそれを頼りに読もうかと考えていたのだけど。
でも、これはちょっと違うアプローチのもののようで、ぜひ手に入れたい。現在のライトノベル隆盛に至るまでの道筋も教えてくれるらしい。
今、書いてて思わず懐かしいなぁ、とつぶやいてしまった、ご本人訳の『ダーコーヴァ年代記』も出てくるかしらん。
(これ、本屋サイトで調べても全然、出てきませんでした。完全なる絶版? 結構、面白かったんだけど。大森さんの訳がよかったから?
ファンはいるもので、グーグルで調べたら、結構なページがありました。
代表をひとつだけ。
※ダーコーヴァ年代記、参考→http://www.ayati.com/KONOMI/darkover.htm)