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 女帝論争 [ニュース・クリップ]


 「ビデオニュース・ドットコム」でも取り上げていたけれど、何やらかしかましくなってきたね。元華族、じゃなかった元皇族の竹田家だったっけ、末裔さんとやらが、女系、女帝天皇批判の本を出したり、天皇研究家?(評論家)が、やはり反対論を発したり。

 詳しいことはよくわからないし、歴史だの伝統だのと言われても、不勉強で理解できない。ただ、「市民の70パーセント以上が賛成してる」という事実だけは、大事にしてほしいよね、と思うだけ。


 なんたって、市民に人気があるのは、年配の女性たちが親愛の情を寄せてきた美智子皇后あってのこと、だと思う。

 美智子皇后(と現天皇)が「一般市民とおなじように」子育てをし、一般市民とおなじような家庭を作ってきた。その過程があるから、当時から注目を集めてきたんだろうし、女性誌も追いかけてきたんでしょう。

 彼女の息子たちだからこそ、一般庶民(市民と言いたいけど……)の女性たちが何かと気にかけてきた。

 なにせ、私自身が現皇太子と同い年。母親も、美智子皇后と似た年代ということで、ニュースで取り上げられるたびに、まるで自分のことか、親戚のことのように話題にしてましたからね。


 そんなシンパシーあっての現天皇家だと思う。もし、平民出身の美智子さんが皇太子妃になったのではなくて、大昔から連綿と続く伝統とやらに沿った形で、元皇族だの元華族だののお姫様が嫁していたのだとしたら、今ほど天皇家が話題になっていたかどうか。人気があったかどうか。

 (まぁ、その方が、女系だの女帝だのといった論争は出ず、竹田家の嫡男のおっしゃるように、遠戚から天皇(候補)を迎えて、静かに時代は過ぎていったかもしれませんけどね。)

 

 そういう視点でも考えてほしいよね。

 

 



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