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「第90回天皇杯決勝_鹿島vs清水」~無冠 [サッカー]

2010カップ戦(清水):【天皇杯決勝】清水惜敗、V逃す 後半の反撃あと一歩


◆第90回天皇杯 決勝 鹿島 vs 清水(国立) 2011年1月1日(土) 14:00キックオフ


 フローデ・ヨンセンのJリーグでのラストゲーム。
 有終の美を飾らせてあげたかったなぁ、というのが正直な感想。
 もっといえば、対グランパスで、どっちが勝っても負けても、さよならコール&お別れ式みたいなことをやってほしかった。

 聞けば、翌日すぐにフローデはノルウェーに帰ってしまったというではないの。清水に帰らず、成田に直行。もうすでに準備は――というより引っ越しは済んでいたんだね。
 その帰国便も、エスパルス公式は発表しないルールなのか、お知らせ無し。

 グラのポペイロの松さんは見送りに行ったようすだけど、その他の何人が成田までお別れに行けたのだろう。感謝と応援の意味で、大勢のサポーターに行ってほしかったなぁ。



 ゲームに戻れば、健太監督、以前に、鹿島とやるのは色々策を練るのが楽しい、って言ってなかったっけ?
 今回は、逆に策を練られて手も足も出なかった、という形になってしまいましたね。

 鹿島に先制されると苦しい。守備が堅くて、なかなか崩せないから。

 でも、ACLで鹿島が苦しむのは、1点取って、とりあえず引くからだとも言われている。そうしたペースに合わせてしまうJリーグのチームは、その引いた鹿島を突き崩せない。
 アジアでは、そこがチャンスとばかりにワッと力業で攻めかかってくるチームがあったり、本来強いはずの1対1のフィジカル勝負で負けてしまったり、というのが理由だそうな。

 ちなみに、先シーズンに優勝を逃した理由を岩政が、そうしたチームのやり方にあったようなことも話していた。とりあえず1点獲れば勝てるはず、と全員が思い込んでしまいすぎた、みたいな。

 (勝ち点的には、それでも例年と同じ――2連覇目、3連覇目も似たようなもの。他チームが不甲斐なかったとも言える)



 エスパルスのほうは、いつもの、グラサポにとってはちょっと悔しい「フローデは単なる保持&繋ぎ」で、ゴールを狙うのは岡崎、という図式が見られなかった。妙にフローデにクロスを上げて、得点してよ、という感じ。相手のプレスに、苦し紛れだったのかもしれないけれど、その「いつもとは違う姿」が、どんどん自分たちを追い詰めていっているような気がして、なんでやり方変えたんだろう、と思っていた。

 それを言い表していたのが、Twitterの上田滋夢氏のツイート。


Twitter / jimueda: 鹿島vs清水⑥ いや〜1回外してもうた〜!鹿島は後半の最初と同じ、受け過ぎ、ちょっと不安。そこをフローデは気付きまくっている。後1人、清水気付け〜。藤本は・・・・・。


 ここでも、フローデさすが! と言いたくなる(^^ゞ


 川崎Fといい、清水といい、一度はよい位置に付けながらダウン、というのは(グラで)既視感があるだけに、サポーターの落胆は痛いほど分かる。

 とくに清水は、健太監督の退任とともに、ベテラン選手たちの退団、主力の移籍と、それこそチームの再建季にになってしまいそう。久米GMが残してきた方法論があるはずなのに……という気持ちも。

 逆に言うと、「人」が変わると、やはりいくら立派な方法論があってもだめなのかも。運営する「人の意識」が大切ということかも。
 まぁ、来季――今季か――のエスパルスを見てみないと、何とも言えないけれど。



 ただ、個人的には、久米GM体制は、しばらく続けてほしいなぁと思う。アジアを制し、もう少し、クラブとしての骨格がしっかり出来上がるまでは。――ちょっと天皇杯とは関係ない方向へ行ってしまった。



 フローデ・ヨンセン選手、お疲れ様でした。
 ノルウェーリーグはTVで見られないので、YouTubeで活躍を追うことにしよう。上げてくれる人がいるといいけど。



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「インテルミラノ、マゼンベ下し優勝 10クラブW杯」 [サッカー]


【12月19日 AFP】10クラブW杯(2010 FIFA Club World Cup)は18日、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ(Abu Dhabi)で決勝が行われ、欧州代表のインテル(Inter Milan、イタリア)が、アフリカ代表のTPマゼンベ(TP Mazembe、コンゴ民主共和国)を3-0で下して優勝した。  同日行われた3位決定戦は、南米代表のインテルナシオナウ(Internacional、ブラジル)がアジア代表の城南一和(Seongnam Ilhwa、韓国)を4-2で下した。



 南米代表がブラジルのインテルナシオナルだから、単にインテルでは分かりづらい。……なぁんて、一般にはインテルと言えばインテルミラノ。
 ――うちの子に言ったら、「インテル入ってる、のインテル?」と言われたけど(^^ゞ


 マゼンベに好印象を抱いていたので、ジャイキリが起こったときは喝采\(^_^)/していたけど、3-0というスコアを知って思ったこと。

 やっぱり、南米代表vs欧州王者、の対決のほうが面白かったかも。


 インテルvsマゼンベのゲームを録画して実際に見たところ、マゼンベが、その経験の無さも手伝ってか、インテルに「子ども扱い」されているように感じられた。
 チャンスは作っている……ように見えるのだけども、決定的ではない。

 一方、インテルは、実にあっさり、裏への一本でゴール。とりあえず先制してしまえば、あとは守ってカウンターで追加点を狙えばオーケイ、という余裕の闘い方に見えた。

 その辺の老獪さは、やはりメンバーの大半が25歳以上――といういよりアラサーの選手ばかり、というのが大きかったのかな。
 マゼンベには申し訳ないけれども、クラブW杯という大きな大会にしては、ちょっとつまらないゲームになってしまった。



 一方の3位決定戦、インテルナシオナルvsソンナムも、スコアは4-2。
 数字だけ見ると、負けたどちらのチームも、やはり実力不足か~、と思わざるを得ない。

 サポーターではない第3者としては、やはりインテル対決が見たかったも?と思ってしまった。
 ごめんよ、ソンナム。
 アジア王者として、南米王者と欧州王者と試合がやれたのは良い経験だったよね。……正直、羨ましい!

 

 来年、再来年は日本での開催。ぜひとも名古屋グランパスにACLを頑張ってもらって、欧州王者との対決を「経験」してほしいし、見たい。



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「W杯開催地、18年はロシア 22年はカタール」 [サッカー]




根回しで「勝っタール」 - サッカー日本代表ニュース : nikkansports.com


 正直、あまり興味はなかった。
 2002年に、共催とはいえ、あったばかりだから。……という感覚だった。なにせ、ベッカムを送り込んだイングランドは、50年以上前だというではないの。

 それに、国内サッカーはJリーグが佳境で――わが名古屋グランパスは、既に優勝!(^O^)/を決めているが――それどころではない気分だった。


 スカパー(e2)の特別番組を、とりあえず見ていたけれども……。

 2018年はロシア。
 2022年はカタール。


 ロシアはともかく、カタールと聞いたとたん、さすがに開いた口がふさがらなかった。
 あからさますぎない?



 極寒の地と、灼熱の砂漠の国、という落差にクラクラ。

 どちらも「オイルマネー」の潤沢な国とか。……ロシアにオイルというのは、未だにピンと来ないのだけど、アブラモビッチ氏というオイルでのし上がった(?)お金持ちもいらっしゃることだし、そういうことなんだろうねぇ。




 実際の話、ロシアはいいとして、気温が40~50度に達するというカタールは、どうするんでしょうねぇ。
 冷房付きスタジアムを建てるとか、模型を作って視察団に見せたとかニュースで流れていたけど。

 選手だけの、ゲームだけの話じゃない、詰めかけるお客さんは? 移動は?
 選手だって、練習場は? やっぱり冷房付けるの?


 まぁ、今からあれこれ言っても仕方がない。12年後の話だ。
 南アでさえ、いろいろ言われていたけど、開いてみたら大成功。それでFIFAのお偉方は自信を付けたのかもしれないね。


↓ こちらは後付けでクリップしたニュース&ブログ。

参考:

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「メッシ、アルゼンチン代表で来日」~ホントにベスメンですね [サッカー]




 10月8日の代表戦の相手、アルゼンチン。キリン・チャレンジカップなのかな? 親善試合に、ほぼベストメンバー=W杯とほぼ同じメンツ、というのは、凄いですね。

 マッチメイクはしばらく前に決まっていたようだから、新監督の人脈等は、あまり関係がないようだけど。
 W杯のベスト16、グループリーグを突破して決勝トーナメントに進んだ成績のおかげなんでしょうか。


 それはともかく。
 これまでの親善試合は、そこそこ名の通った国の代表との対戦があっても、来る選手たちは1.5軍だったり、酷いときには若手オンリーの完全?2軍だったりと、いろいろ批判を浴びてきました。

 強化になってない。
 ただの見世物、興行。
 勝利をものにしても、一見さんのお客さんは喜んでも、長期的にみればマイナスばかり、等々。


 そういう批判を、はねとばせる――かな?笑
 3点くらい獲られて、あとは軽~く流されそうだけど。


 でも、まぁ、ザッケローニ監督下の日本代表のサッカーと、
 アルゼンチンの華麗なパス、あるいは個人技が見られれば、勝敗は関係なく楽しめそう。



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 本の中のヒディンク氏、氏のインタビュー [サッカー]





 欧州チャンピオンズ・リーグが始まった。

 今季は、ヴォルフスブルク所属の長谷部選手の活躍に期待。

 どのチームが、どの監督が、上位を目指せるのか。楽しみ~。

 ではあるのだけど、今季は予算減でスカパーはJリーグセットのみ。見られるのは、Jスポ+Plusで流してくれるゲームだけ。

 ま、それでも、全く見られないよりはいいけどね。

 それに昨夜は、全試合「無料」で放送してくれてたみたい。

 といっても、日本は夜中の3時頃。あと10歳若ければ……。起きててチャンネル切り替え切り替え、見たかも?



 などと考えていて、ふと思い出したのが、しばらく前にスポーツ情報サイトに載っていた、ヒディンク氏のインタビュー。

スポーツナビ│サッカー│コラム│ ヒディンク監督「育成の鍵は“模索させる”」(1/3)


 落ち着いた話しぶり、日本に対する的確な分析。試合中の熱い印象がちょっと変わった。

 というのも、ある有名なサッカー・ジャーナリスト(というかノンフィクション・ライター?)の本を読んでいたら、ひどく印象の悪い書き方がしてあったので。それ以来、「仕事は出来るが、性格は今イチな人」というイメージを抱いていた。

 それは、著者がインタビューを申し込んで、質問に答えてもらった場面。

 考えてみれば、↑上のちゃんとしたセミナーっぽい催しと違い、忙しいなかをぶら下がりで、あるいはホテルのロビーにいるところを(くつろいでいたのか、他の仕事をしていたのかは忘れたけれど)いきなり突撃して、質問したのかも。だとしたら、ヒディンク氏が(何だ、こいつは?)と、ろくに相手をしてくれなかったのも当然。

 ということだったのかもしれない。


 ノンフィクションは――とくにスポーツ物は――割り引いて読まないといけないかもしれないなぁ。

 そんなことを思った今朝のひとときだった。


“パターン化した攻守”という記事 [サッカー]

 中日新聞に煽られるのもなんだかな~とは思ったけれども、いろいろ考えてしまったのだから書いておこうと思う。

asahi.com(朝日新聞社):日本代表にオシムが期待するもの - スポーツ
時事ドットコム:敗因は危機意識、技術の差=豪州戦、スタンド観戦の中沢-サッカーW杯予選
山口、出番なく傷心「ショック…」/サッカー/デイリースポーツonline


 1、5軍だった対オーストラリア戦ではなく、W杯行きを決めた主力組で闘った対ウズベキスタン戦で見えてきた課題――って前からあれこれ言われてるから今さら感もあるけれど、練習方法とか、普段、見られない部分での課題が書かれていた。

 要は、現在の日本代表は、「あまりに型にはまりすぎている」 と。
 それは練習方法からも透けて見え、オシム体制下のジェフ千葉にいた強化担当氏によれば、

 「イヴィツァ・オシムの“コンセプト”は、実際のゲームで起こりうるすべての局面に対処できる能力を付けること」

 対して、「岡田さんのはパターン。決め事ができないと、たちまち無秩序になってしまう」

 そうした危うさは、岡田体制当初から指摘されてきた。


 おいおい!
 今さらかよ!

 イヴィツァの“実践形式での練習”は、ちょいちょいメディアに流れていたから、何となく知っていたけど、現代表の練習が、
 「ダミー人形を敵に見立てて、戦術の刷り込みに腐心」
 とか書かれてしまうと、溜息が出る。
 まして、
 「(攻めの?)型の大枠を示し、中身は選手のひらめきや即興にゆだねた」
 なんて読むと、ジーコ・ジャパンかよ? と突っ込みたくなってしまう。


 そもそも、ケンゴ・システム=ジェラード・システムとか一体、なんぞや?
 日本人の良さを生かすべく、日本人の弱点を逆手にとって良さに繋げる、のがコンセプトじゃなかったのか?

 矛盾してるよね。
 相変わらず、真似っこですか~、とか愚痴りたくなっちゃうなぁ。

 オシムのバルサ好きは、知る人ぞ知るだけど、絶対に口にしなかった。「日本をバルサ化する」なんてことは。
 たまんないなぁ。ホント、夢持てない。


 やっぱり無理があるのでは。スキルの少ない人がコーチ(監督)なんて。
 むしろ、中村俊輔とか、“世界”を体感してきた選手たちが監督にならないと、それこそ世界と台頭に渡り合うなんて無理かも。


 オシムは日本人コーチを育てようと、代表に幾人か入れていたというけど、その人たちはどこへ行ったんでしょうか?
 確かに反町監督は、北京五輪で失敗して、そのままフル代表へ引き上げるわけにはいかなかった、というのは分かりますが……。


 とりあえず、フットサル代表みたいに、スキルフルな外国人監督を連れてくるべきでは、と改めて思いました。



 あと、ポジションだったり、役割だったりが、その選手に合っていないことも散見されて、こちらもなんだかなぁと。クラブで、育成のためにやらせるのならともかく、いくらでもスペシャリストを呼べる代表で、敢えて違うポジをやらせる意味がわからない。

 おまけに……主力組に入って練習していたのに、いざ蓋を開けてみたらベンチだった、とか。出来がわるかったのなら即座にサテ組に行く――んだよね? フツーは。
 でもって、代わりに出た(?)選手がミスして失点、で叩かれるって……どちらの選手も、可哀想すぎる。



(★名古屋移籍が噂されるケネディが来日 - ゆっくりいこう

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天敵ケーヒルに2失点~サッカー日本代表 [サッカー]


 う~ん、ナラのうつむく姿なんて見たくないけど――グランパスではちょいちょい見てますけどね――仕方がない。これが現状の――岡田監督の選んだ――日本代表の力量。
 の限界。

 オーストラリアは、それほど良いサッカーをやっているようには見えませんでした。フィジカル勝負で、ちゃんとしたリスク管理をしていれば、あんなにあっさりとやられるような内容ではなかったのでは。あれ以上、点は獲れなくても、失点0で、きっちり閉められた気がします。
 ――あのドイツW杯のときとは違って。

 2ゴール奪ったケーヒル選手“だけ”が凄かったわけでもなく。スピードは、今さらながら、こんなに速い選手だったっけ? と驚きましたけど。

 たしか親善試合で仮想オージーとしてベルギー戦を組んだんじゃなかったっけ。ベルギーの選手で、あそこまでスピードのある選手って、いませんでしたよねぇ。対策不十分か?



 それにしても、何故「4強」なんでしょう。
 どこから、この「4」が出てきたのかなぁ。
 前にも書いたけど、予選突破で16強、あるいは、そこから何とか1勝をもぎ取って8強、というのなら分かる。
 それが、いきなり「ベスト4」ですからねぇ。

 頭をひねりつつ、先日の、FC岐阜は片桐選手のラストゲームを保存しておこうと、DVDを探していたら……。
 昨年(2008)の夏のオリンピック、サッカー女子日本代表(=別名「なでしこジャパン」)のゲームのディスクが出てきました。
 あの、“ベスト4入り” を果たした北京五輪です。

 そっか~。「4」という数字は、ここから来たのかぁ。

 いや、分かりませんが。本当のところは。(笑)


 でも、
 「(日本の)女子に出来たのなら、男子にも(できるはず)」
 という、なにげに上から目線の発想は、あり得るのでは?

 そう思ったら、腑に落ちた気がしました。



 もしかして、本当にそんな発想で口にしたのだとしたら。

 ぜって~無理!


 莫迦にすんな、サッカー女子日本代表の選手たちを。

 と言いたいですね。

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「日本 カタールと引き分ける」~“楢崎の完封試合、途切れる” [サッカー]


ゲームサマリー  ワールドカップアジア最終予選 日本 vs カタール(横浜) 2009年6月10日(水) 19:35キックオフ


 代表戦は、(放送予定があるときは)NHK-BSで見ていることは、何度も書いた。とくにテレ朝系、応援してるつもりの甲高い叫びのような“解説”、あるいはダメだし連続の“解説”陣が鬱陶しいから。(フジ、日テレは、まあまあ。解説者にも選るけど)

 昨日も、たまたまチャンネルをテレ朝に替えてみたら……。相変わらずのダメ出しの連続。(私が聞いたのは堀池氏でしたが) 
 1点獲ったら、「2点目を早く」。
 横パスが続くと、「廻しているだけではダメ。縦に早くいかないと」。
 もう聞き飽きた。

 「縦に早く行」きすぎて、ウズベク戦はカウンターの嵐を浴びた、と縦の意識が強すぎた選手2名を批判している評者もいるというのに……。


 以前から思ってるのだけど、もう少し、ゲームの流れに沿って、きちんと伝えてくれる解説者はいないものか。相手との力関係、チームの、選手たちの置かれた状況、個々のタイプ、組み合わせなどを冷静に、きちんと分析して地上波の視聴者に“教えて”くれる人は。

 ――その辺がNHK-BSのほうが上だと思うから、そちらを見ているわけですが。いかんせん、視聴者の少ないBSですからね~。
 Jリーグの監督経験者などを連れてくるわけにはいかないのかな。(松木氏は論外で除外) つまり、ゲームをきちんと見る目のある人を。(なので、こちらに大いに賛成)




asahi.com(朝日新聞社):ウズベク戦「刺激もらった」 控え組、練習に熱 10日カタール戦 - スポーツ

 日本代表の立ち位置の難しさは、世界に対しては「格下」で、アジアでは「格上」になってしまうこと。
 とくに昨日のカタールなどは、ウズベク同様、ロングボールを裏へ蹴ってくるのは分かっていた。

 昨夜の試合は消化試合。監督は、出番がなかった選手を試すと言いながら、中3日と移動で疲れ切った主力を――とくに、ウズベキスタン戦で奮闘、疲れ切った様子の守備陣を、そのまま使ってきた。

 その時点で、ああ、今日のゲームは、厳しいものになりそうだなぁと思ったら案の定。
 同じく疲労困憊に見えた中村俊輔30歳に替えて、本田圭佑22歳をスタメンにしてくるかと思いきや、やらないし。
 ――このあたりは、やっぱり「観客」を意識してのことなんでしょうか? だとしたら本末転倒。俊輔を見たいといっても、キレキレのプレーが見たいわけだし、勝てないのでは意味がない。
 あるいは、サブメンとの連携を築くため? だとしても、やっぱり疲労で質が落ち、必死に集中力を保とうとしている状態では難しかったでしょうね。

 ということで、勝手な意見をいえば、チョイスした選手に難有りだったかなぁと。


 ケンゴは好きな選手ではあるのだけど、(川崎でジュニーニョにしてるように)岡崎ばかりを見ていて、中央からのスルーパスばかり。サイドに開いてフリーになっている選手に出さないシーンが散見されたのは、少々がっかりだった。攻めが全体に中央に偏る遠因にもなって、ストレスが溜まった。

 「サイド攻撃」を標榜しながら、らしかったのは先制点、右サイドを深く抉ってクロス→ゴール前でオウンを誘う、のシーンのみ。相変わらず、サイドチェンジの意識も低くて、せっかく逆サイドでフリーになってる選手がいるのに使わず。密集の狭い地域でパス回しを選んでいる (昨日のコーチの大木さん率いていた甲府、あるいはG大阪みたい)のが気になる。
 それが今の代表のやり方だと言えば、そうなのかもしれないけど。


 あと、ナラの完封ならずのPK、中澤選手のファールはファールではなく、相手選手のシミュレーションです!  (ゴール裏から真正面でカメラで捉えていたけれど、身体がぶつかってもいないし、ただ牽制し合っていた手が、ちょっと触れただけ、に見えた)
 昨日の主審も、酷いといえば酷い審判だったなぁ。

 そういえば、キリン杯を裁いていたのは、欧州の審判団でしたっけ。

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タシケントでW杯行き決定、楢崎選手、お疲れ様 [サッカー]


ゲームサマリー | ワールドカップアジア最終予選 ウズベキスタン vs 日本(パフタ)  2009年6月6日(土) 23:00キックオフ
FIFAワールドカップ アジア最終予選 ウズベキスタン代表 - 日本代表
サッカー・笑顔の日本代表イレブン 国際ニュース : AFPBB News


 山本昌邦さんの落ち着いた、温かい解説が嬉しい、BSーNHKで観戦。

 いや~、酷いゲームでしたね。
 ジャッジが。主審が。

 日本の選手が倒されても無視で、
 ウズベクの選手が倒れると、日本側のファールを取る。

 そうした基準(?)が分かってきたので、ウズベクの選手たちがコロコロと簡単に転ぶ、倒れる。明らかに演技(シミュレーション)でしょ? というのも、日本のファールを取るから。
 「いったいどこで見てんの? 主審!」 と思わず画面に拳固を振り回したくなるような、本当にストレスの溜まるゲームでした。

 いや、あれはもうサッカーじゃないでしょ。単なる“ボールの獲り合いゲーム”。システムや戦術もあったものじゃない。
 まぁ、主審を味方に付けて、ウズベクの観客は楽しかったでしょうが。


 というわけで、今回のゲームだけは、内容をどうこう言えるようなものではないですね。
 闘梨王、岡田監督の試合後のコメントが、レフェリーに関するものから始まったのは、だから笑ってしまった。(闘梨王「審判にも勝ったし~」)


 ただ、ちょっとだけ気になったのは、ヘディングの技術。ボールが行き交うのはいいけど、マイボールに出来ない、味方に渡せないのが気になった。後半途中から出てきた本田圭佑が、きちんとヘディングで味方に渡していたので、よけいに。
 昨季までフローデ・ヨンセンのヘディング技術を見てきたから、よけいに。



 愚痴はこれくらいにして。
 南ア・ワールドカップ出場決定、オメデトウ! アリガトウ!

asahi.com(朝日新聞社):冷静GK楢崎 シュートの雨、防ぎ切る サッカー日本 - スポーツ
 GK楢崎が冷静な対応で日本のピンチを防いだ。1点をリードしたものの前半だけでCKを5本も与えるなど守勢に回る日本を、落ち着いたプレーで支えた。今回の日本代表の中で98年フランス大会予選のウズベキスタン遠征を経験している唯一の選手。試合前、「あの時より状況は厳しくはないが、同じような心構えで臨みたい」といっていた通りの頑張りだった。

 楢崎、完封試合連続オメ♪
 失点0で決まるなんて、ファンとしてはめちゃ嬉しい。

 ナラを含めてボンバー、闘梨王等々の最終ラインを山本氏が褒めていたけど――もちろん、がっちり守ったのは、彼らだけじゃないけど――、本当にお疲れ様。



 ……もう一度、愚痴を。
 “アウェイの洗礼” って言葉が一人歩きしているというか、当然のようにあるものと見なしているけど、違うんじゃないの。無くしていく方向へいくべきじゃないのかと。
 欧州基準がアジア基準にならなきゃダメということはないし。アジアはアジアのやり方がある、でいいんじゃないかと。

 ってことで、さすがに昨日の試合は限度があると。
 日本のサッカー協会は抗議しないのかな。抗議してほしい。
 


追記。

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「サッカーW杯南ア大会が目前に」 [サッカー]


 こんな風にニュースで煽られると、やっぱり胸に迫ってきますね~。
 残り3試合だっけ? ほとんどが格下で――ってウズベクもそうなんだけど――まず大丈夫、という話だけれども、グランパスのACLじゃなけいど、早めに確定しておけば、控えのメンバーも試せて層を厚くすることが出来る、一応。


 とはいえ、無理しないでもらいたいものです。玉田選手!

玉田「直訴」フルメニュー/W杯予選 - サッカー - SANSPO.COM


 気持ちは分かるけど、いつぞやのように、無理して怪我を悪化させたら、離脱ン週間……。
 W杯行きが確定すれば、出番はないかもしれないけれど、リーグ戦は……? グランパスは……?
 頼むよ、2006年の二の舞にはなりたくないいでしょ?


 また、話がずれた。

 明日は、試合開始が夜の11時前後とのことだけど、前半の前半だけでも見ようと思ってます。
 (NHKーBSの放送予定

 (ついでに、水曜日の対カタール戦の放送予定

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