ホワイトバンド

　が届いた。キャンペーンのことを知ってから、名古屋駅前の書店やタワーレコードへ行ったけど売り切れで。しかたがないから、ウェブサイトから通販で申し込んだ。お知らせによると、そこも申し込みが殺到して、品物の配送は３～４週間後になるとのこと。

　まぁ、形を変えた“募金”だから、早く着けて歩きたいとか、そうした我欲は忘れよう（笑）と、自分に言い聞かせる。

　そんな折。

　二日くらいして、わりあい近くにある大型スーパーへ行ったら、そこの小さな本屋さんに――レジの前に、箱に入れてどっと置いてあるじゃないの。

　ビックリ。

　品薄です、なんてネット上では騒いでいるけど、あるところにはあるんだなぁ。場末だから、最初に入ってきた分が、売れずにずっと置いてあるのかな。これが募金ということも知られずに。この辺の人たちは、あまり意識が高くないのかもしれない。

　なんてあれこれ考えながら店を後にしたのだけど。

　最初の告知どおりなら、早くて８月の中旬ごろだと思っていたから、妙にウレシイ。

　早速、家の中で、はめてみた。女性の腕には太いんじゃ、とか、アンクレットにちょうどいい、などといった意見もあるけど、まぁ、やっぱり腕でしょう。目に入りやすいし、意識も高まるしね。

　ほっとけない　世界の貧しさ。キャンペーン