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「日本 カタールと引き分ける」~“楢崎の完封試合、途切れる” [サッカー]


ゲームサマリー  ワールドカップアジア最終予選 日本 vs カタール(横浜) 2009年6月10日(水) 19:35キックオフ


 代表戦は、(放送予定があるときは)NHK-BSで見ていることは、何度も書いた。とくにテレ朝系、応援してるつもりの甲高い叫びのような“解説”、あるいはダメだし連続の“解説”陣が鬱陶しいから。(フジ、日テレは、まあまあ。解説者にも選るけど)

 昨日も、たまたまチャンネルをテレ朝に替えてみたら……。相変わらずのダメ出しの連続。(私が聞いたのは堀池氏でしたが) 
 1点獲ったら、「2点目を早く」。
 横パスが続くと、「廻しているだけではダメ。縦に早くいかないと」。
 もう聞き飽きた。

 「縦に早く行」きすぎて、ウズベク戦はカウンターの嵐を浴びた、と縦の意識が強すぎた選手2名を批判している評者もいるというのに……。


 以前から思ってるのだけど、もう少し、ゲームの流れに沿って、きちんと伝えてくれる解説者はいないものか。相手との力関係、チームの、選手たちの置かれた状況、個々のタイプ、組み合わせなどを冷静に、きちんと分析して地上波の視聴者に“教えて”くれる人は。

 ――その辺がNHK-BSのほうが上だと思うから、そちらを見ているわけですが。いかんせん、視聴者の少ないBSですからね~。
 Jリーグの監督経験者などを連れてくるわけにはいかないのかな。(松木氏は論外で除外) つまり、ゲームをきちんと見る目のある人を。(なので、こちらに大いに賛成)




asahi.com(朝日新聞社):ウズベク戦「刺激もらった」 控え組、練習に熱 10日カタール戦 - スポーツ

 日本代表の立ち位置の難しさは、世界に対しては「格下」で、アジアでは「格上」になってしまうこと。
 とくに昨日のカタールなどは、ウズベク同様、ロングボールを裏へ蹴ってくるのは分かっていた。

 昨夜の試合は消化試合。監督は、出番がなかった選手を試すと言いながら、中3日と移動で疲れ切った主力を――とくに、ウズベキスタン戦で奮闘、疲れ切った様子の守備陣を、そのまま使ってきた。

 その時点で、ああ、今日のゲームは、厳しいものになりそうだなぁと思ったら案の定。
 同じく疲労困憊に見えた中村俊輔30歳に替えて、本田圭佑22歳をスタメンにしてくるかと思いきや、やらないし。
 ――このあたりは、やっぱり「観客」を意識してのことなんでしょうか? だとしたら本末転倒。俊輔を見たいといっても、キレキレのプレーが見たいわけだし、勝てないのでは意味がない。
 あるいは、サブメンとの連携を築くため? だとしても、やっぱり疲労で質が落ち、必死に集中力を保とうとしている状態では難しかったでしょうね。

 ということで、勝手な意見をいえば、チョイスした選手に難有りだったかなぁと。


 ケンゴは好きな選手ではあるのだけど、(川崎でジュニーニョにしてるように)岡崎ばかりを見ていて、中央からのスルーパスばかり。サイドに開いてフリーになっている選手に出さないシーンが散見されたのは、少々がっかりだった。攻めが全体に中央に偏る遠因にもなって、ストレスが溜まった。

 「サイド攻撃」を標榜しながら、らしかったのは先制点、右サイドを深く抉ってクロス→ゴール前でオウンを誘う、のシーンのみ。相変わらず、サイドチェンジの意識も低くて、せっかく逆サイドでフリーになってる選手がいるのに使わず。密集の狭い地域でパス回しを選んでいる (昨日のコーチの大木さん率いていた甲府、あるいはG大阪みたい)のが気になる。
 それが今の代表のやり方だと言えば、そうなのかもしれないけど。


 あと、ナラの完封ならずのPK、中澤選手のファールはファールではなく、相手選手のシミュレーションです!  (ゴール裏から真正面でカメラで捉えていたけれど、身体がぶつかってもいないし、ただ牽制し合っていた手が、ちょっと触れただけ、に見えた)
 昨日の主審も、酷いといえば酷い審判だったなぁ。

 そういえば、キリン杯を裁いていたのは、欧州の審判団でしたっけ。

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