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 フェアアイルという技法 [クラフト]





 『毛糸だま』の新刊が私好みでなかった、と書いた。好きなニットデザイナーさんの新刊が“フェアアイル”の本、となっていたから、手芸にも流行り廃りがあって、今年の冬は素朴な編み込み模様のセーターが一番! ということなんだろうね。


 ついでに毛糸のサイトも検索していたら、こちらの「J&S」という会社名が出てきた。

 輸入毛糸のブランドは、ほとんど知らない。縁がない。そこまでやりこんできていないからでもあるけれど。

◆Jamieson & Smith,

◆2004Wollies-home~タスマニアの自然が育んだ 自然色の手編み毛糸をお届けします


 生徒を集めて教えられるくらいの腕になれば、個人輸入で仕入れて、お手本を編んで……ということもやれるのかもしれない。

 でもまぁ、そこまでする気もないし、暇ひまに何か“物作り”をしたいだけだから。雑誌に載っているデザインを、いかにお値打ち毛糸を使って編むか、なんてことに情熱を掛けているわけだから。

 こういうサイトは、雑誌などと同じで、見ている分には美しくて楽しいけどね。


 ――そもそも、尾張西部から岐阜にかけては「繊維の街」「糸の街」だったりするわけで。業者さんも、庶民が気安く手を出せる製品を、せっせと作って出してくれていたりする。そういう業者さんを応援しないわけにはいかないでしょ、と。


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風工房のフェアアイルニット

風工房のフェアアイルニット

復刻版 フェアアイル・ニッティング―シェットランドに出会って

復刻版 フェアアイル・ニッティング―シェットランドに出会って

黒ゆきこのフェアアイル・テキスト

黒ゆきこのフェアアイル・テキスト


 レース編み関連の本を多々 [クラフト]





毛糸だま No.143(2009年秋号) (Let’s Knit series)

毛糸だま No.143(2009年秋号) (Let’s Knit series)

 う~ん、「毛糸だま」最新号、先日書いた“アルメニアン・レース”以外は、それほどそそられる作品はなかった……。

(ノ∀`) アチャー

 冬に向けて“フェアアイル”という技法が流行っている(流行らせようとしている?)ようだけれど、あまり好みじゃない。

 ネット閲覧は、予想以上に作品がよく見えるみたい。これからは、ちゃんと書店で確かめてからにしよう。

 とはいえ、そのアルメニアン・レース、思った通り“トルコのオヤ”に似て、糸を針で編んでゆく技法だった。やってみたいなぁと思うけれど、このごろ、ご無沙汰のビーズ・ステッチに、そろそろ戻りたいとも考えていて、もうしばらく先かな~。

 なぁんてブツブツ言ってるわりに、今月はボーナスも入ったし、と、つい、あれこれ買い込んでしまった本が山に……。


「切りっ放しでおしゃれな手づくり」


「ロマンティックニット―かぎ針で編むアクセサリーと小物」


「タティングレースの首飾り―天然石とビーズが美しい」


「はじめて編むアイリッシュ・クロッシェレース」

はじめて編むアイリッシュ・クロッシェレース

はじめて編むアイリッシュ・クロッシェレース


 ちょっと買い込みすぎ(?)と反省……。

 しつつ思うのは、雄鶏社の倒産。

 

 知ったのが遅かったせいもあって、Amazonなどのネット書店では予定していた本が手に入らなくなった、なんてことも。

 そうした出来事の影響もあったかも?

 アップルミントあたりは、ほんの少しタイトルや装丁を変えて出し直す、ということをやっているようだけど。予定数を売り切ったらハイそれまで、という出版社もあるし。


 雄鶏社の本に関しては、その後、とあるショッピングセンターへ娘と遊びに行ったときに、そこに入っていた書店で多数あるのを見つけて、脱力してしまった。

 もう手に入らない(古書以外は)と思っていた本がズラリと並んでいると、何やら妙な気分で。


 え~、肝心の作品づくり。

 それぞれの本から1つでも作品を作れる日は、いつになるやら。

 お正月ごろにせっせと取り組んでいたりして(汗)。


 アルメニアン・レースという技法があるらしい [クラフト]





 『毛糸だま』の新刊を(ネットで)パラパラとめくっていたら、出てきた。

 近ごろ流行の“エジング”=縁取りをするための技法らしい。

 イーネオヤ(トルコ)とか、レース編み、ビーズを入れ込んだ糸で、と書籍も様々なものが出ているけれど、そこにまた1つ、加わるのかな。

 

 新しいもの、技法には、すぐに眼が行ってしまう私。

 エジング系といえば、レース糸くらいしか作っていないし、ハンカチなどの縁に編み込むタイプのものは、あまり興味がない。

 ともあれ、とりあえず雑誌を買ってこよう。


 『シンプルでエコなたわしとこもの』 [クラフト]





 書店で見つけて、思わず「カワイイ~♪」。

 ドーナツの形というのがイイ。

 もう1冊、違う形を載せた本があったけれど、やはりドーナツの魅力――引力には勝てなかった~。


 このエコなたわしという物、単なる編みぐるみ、小ものではなくて、食器をゴシゴシ洗う。あのタワシです。

 アクリル毛糸で編んだものだと、不思議に洗剤無しでも、食器の油汚れがキレイに落ちる! 実際に端切れっぽく編んだアクリル毛糸を使ったことがあるので、これは本当。

 いわば、洗剤いらず。=エコ、というわけですね。


 ただ、このエコたわし、製品は案外、高い。

 アクリル毛糸自体はお安いので、ちゃちゃっと編んだ方が手軽に使える。こうして、いろんな形のものを自由に使えて楽しいし。

 なぁんて書いてきて、本代の方が掛かってるじゃないか、と思えてきた……。

 まぁいいや。元が取れるだけ、せっせと編んで使って、洗剤代とチャラにしよう。




 アップルミント社の“ビーズ・エジング”本 [クラフト]





★キーワード:はじめてのビーズ編み/モチーフ&エジング・ブレード100―フルーツ・フラワー・スウィーツ (アサヒオリジナル 245)


 あ、また“エジング”本だ~、と思って手に取ったら、アップルミントとしては初のビーズ物だった。

 フルーツ、とあるだけに、美味しそうな色合いの美味しそうな果物の小物がいっぱい。嬉しいのは、同じデザインで“白糸”のみで作った作品も並べられていること。

 これは斬新。


 このアップルミント(アサヒオリジナル)刊行の手芸本は、コンセプトというか、作り手の身になってのページ作りが好印象。

 たとえば、これまでの大抵のクラフト本が、見本的な作品の写真ページを最初の方に集め、作り方は後方にまとめて載っていたのに対し、これは作品ページのすぐ次に、作り方のページがある。


 いちいち探さなくてもいい、栞やクリップを挟んだりして、ページを行ったり来たりしなくてもいい、というのは、やってみると本当に助かる。

 まぁその分、紙質が上がって、お値段的にも……と思ったけれど、最近のクラフト本は、だいたい同じくらいの定価なんですね~。

 なら、こっちの方がいい。


 載っている作品の作り手も、雑誌型というのか、多様な人のを集めているようす。それもまた、作ってみたいと思わせ、本自体を手元に置きたいと思わせる要因になっているのかも。

 (これまで図書館のお世話にさんざんなってきた人=私)


 タティング・レースで作るbrain? [クラフト]





 タティング・レース関連のサイトを検索していたら……。こんなページが!

タティング・レース:フリー・パターン

 フリー・パターンという言葉に興味津々で覗いたら……。“brain”の作り方、とか!

 もちろん、“エンジェル”なんて可愛らしいものもあるんですが。

 このサイトの管理人は“手芸家”、家庭でチクチク、という人ではなくて、クリエイターなのかな。タティングという手法で、いろんな物を作ってみたい、という。

 にしても……。発想が凄い。

 恐れ入りました、という感じ。


 ループクロッシェのブレスレット、完成 [クラフト]





 本を読む合間にクラフト。

 クラフトの合間に本を読む。

 近ごろの暇な時間は、このどちらか。

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 (まずレース糸にビーズを通して)



 片頭痛と胃痛を行ったり来たり。その合間に、のったりゆったりやれることと言えば、これくらい。

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 (準備にいちばん時間が掛かるんだよね~。編み始めれば案外、早い)



 DVDで映画を見れば、視神経が疲れる。

 週末にe2(スカパー)でJリーグを見れば、力が入りすぎて肩が凝る。

 ったく。



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 (ようやく完成。最後の金具を取り付けるところで、不器用な私は手間取ったりするのだけどw)



ビーズで作る、はじめてのジュエリークロッシェ---かぎ針で編むシンプル&シックなアクセサリー

ビーズとかぎ針で。大人スタイルのジュエリークロッシェ----編んで作るアクセサリー


 手縫いで服作り [クラフト]





 ミシンを使わず、手ぬいで服を作る。少し前に、そんな本を見つけて、購入を考えたことがあった。

手ぬいでつくるやさしい服  生活実用シリーズ

★キーワード:手ぬいでつくるやさしい服 生活実用シリーズ


 ミシンだと早いし楽だけれど、いちいち用意するのが面倒。音も結構大きい。子どもの小さい頃は、昼間でも別の部屋でささっと作業、という感じだった。

 今は、もうそんなことはないけれど、そのための部屋があるわけではないので、いちいち出して、またしまって、というのが面倒という理由は相変わらずある。

 いや、ミシンの方が縫うのは早いじゃないか、手でチクチクなんて、そっちの方が面倒でしょ。そう言う人もいるだろうなぁ。

 でも、少し前からはまっているビーズ・クラフトやレース、ニットの手編みなど、手元の作業をコツコツやっていると、なんだか気持ちが落ち着くんだよねぇ。いわゆる“癒し”というやつか? (もう古い?)

 この冬に、細い絹入りの毛糸でセーターを作っていたときには、さすがに(いつ完成するやら……)とため息が出たものだったけれど、夢中で針先を動かしているときは、穏やかで寛容な気分に浸っていられた。

 子どものころに、せっせと手先を動かして、靴下やら手袋やら、毛糸のパンツ(!)を作っていた祖母の姿を、間近で見ていたせいかな?

 なんて思っているのだけれど。



★キーワード:オーガニックコットンでつくるきもちのいい手ぬい服―材料の通販つき


 トルコの手芸 ~“オヤ” [クラフト]








 書店でふと手に取ったのが、『トルコの可憐な伝統レース イーネオヤ』。

 細い糸を、かぎ針や縫い針でニットのように編んでゆくという手芸。カラー写真で紹介された完成品は、繊細で、タイトルどおり可憐で、“やりたがり”としては、つい飛びついてしまった。


トルコの手芸


 とはいえ、今は“クロッシェ・ビーズ”にチャレンジ中。それが一段落したらね、と自分に言い聞かせていたら。

 発行元の雄鶏社が倒産、とのニュース。

 びっくり。

 老舗とも言える出版社。それが、どうして?



 倒産となると、出版されていた本はどうなるのだろう。Amazonへいったら、第2弾として出た『トルコの可憐な伝統レース トゥーオヤ』の扱いがまだあったので、思わずポチッと……。無事、購入できたと思っていたら、しばらくして(版元に在庫がありません)とメールが。

(ノ∀`) アチャー

 急いで他の書店サイトを探して、幸い手に入れることが出来たけれど……。まぁ、こちらのほうが、かぎ針を使うので、使いやすそうというか、トライしやすそうではあります。



 それにしても。

 いっとき、手芸というのは、する人が減っているとのことだったけれど、昨今のエコ・ブーム――ブームというのは、本当はおかしいのだけど――で、再び“手作り”が注目されるようになって、むしろそうした手作り本は、増えているような印象があった。それだけに。

 いったい何が原因だったのだろう。ユーザーのニーズに上手く応えられなかった? 時流を捉えられなかった? 堅い印象があっただけに、理由が知りたい気持ちが大きい。



トルコの可憐な伝統レース イーネオヤ
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★キーワード:トルコの可憐な伝統レース イーネオヤ


トルコの可憐な伝統レース トゥーオヤ
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 くるんくるん……な毛糸 [クラフト]





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 図書館から借りてきた本と、

 昨年、途中で断念してしまった編み物と、

 交互に取り組んでいる。(本は取り組んでいる、とは言わない?けど)

 本のほうは、エッセイ集なので、食事のあとなどに、ポツリポツリとページを開いている。

 編み編みのほうは、時間ができたら。

 でも、

 どっちつかず。

 とは、こんな状態を言うのだろうな。


 少し前まで、ビーズ・クラフトに取り組んでいた。小物が多いので、時間的にはそれほど掛からない。作品ができたら、ホッとひと息、本に戻る。本←→クラフトという行ったり来たりが、心地よかったのだけど。

 やっぱり“大物”は、ちょっときついな。

 小物ならよかったかも。

 おまけに、糸が細くて段数が多い。


 雑誌の写真があまりに可愛くて、つい手を出してしまった。

 ……のが運の尽き(?)(下に表示したものとは違いますけどね)

 糸も、シルク入りの張りのあるもので、編み目がくるんくるんと丸まる。鎖を編んでいるだけでも楽しい。同じ編み編みでも、早くビーズ(クロッシェ)に戻りたいな~と思いつつ、同じ毛糸で別の作品も編んでみたいと――目の前の作品もなかなか進まないのに――欲が出てきたり。


 これでは、返却日までに読み終わらないぞ。

 借りてきた本のなかには、北欧の変わった編み方の本などもあるのだけれど、そっちにトライできるのは、いつのことやら。



『毛糸だま』



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