もう一冊、瀬尾まいこ 『図書館の神様』 [小説]
ところで、『幸福な食卓』を買う前に、どちらにしようか思い悩んだ本がこちら。
なにせ、こちらはタイトルがいい(!)からねぇ。(^_^;
★bk-1で見る。
『図書館の神様』(・e・)
『幸福な食卓』子どもに読ませたくて買ったけど [小説]
今日は七夕ですねぇ。
購入しただけで積ん読状態。まずは自分が読んでから、子どもに、と思ったけれど、なかなか時間がとれない。他にも読みたい本が山積みになってるし……。
売れてるらしい。“壊れた家族”というのは、今や時代の申し子的なキーワードだから、私を含めて、気になるのは当然だろう。
いくら「新しい教科書を作る会」が「ジェンダー・フリー教育を撤廃しよう会」に変節?して、昔ながらの(旧態然ともいう)“家族の復権”を訴えても、もう元には戻らないのだ。
なぁんて、わかった風なことを言っていても、未読では説得力なし。ちゃんと読んでから、きちんとレビューを書こう。
瀬尾まいこさんは、以前から気になっていた作家さんなんだけど、なかなか接点が取れなかった。図書館へ行く暇を考えているいつもと違って、今回は目の前に本があるのだから、頑張って読破しなければ。
★bk-1で見る。
『幸福な食卓』(・e・)
『リサとガスパールのデザートブック』 [絵本]
bk-1の予約ページを眺めていたら、この本が紹介されてた。
“トラのしましまケーキ、マドレーヌ、おひさまタルト、リサのとびっきりクレープ…簡単に作れるおいしいデザートレシピ20種類を1冊に。また、レシピの材料がひと目でわかる42コのオリジナルマグネットつき!
レシピに書いてあるのと同じマグネットを冷蔵庫に貼りつけておけば作るときにとっても便利。とってもスペシャルな1冊です。”紹介欄より
う~ん、美味しそう。
近ごろは、ろくにお菓子も作らないくせに。本ばかりがたまっていきます……。
娘の小さいころは、結構、熱心にやってたのにねぇ。料理は、最初からダメだけど。(汗)
でも、これを読んだら、またあのころの情熱が戻ってくるかな。
『moonlight [MAXI]』森大輔 新譜! [音楽]
“Amazon.co.jp ミュージックストア”メールでお知らせが来た。
森大輔クンの新譜がいよいよ発売! だそうな。
以前のメルマガでは、8月半ば、みたいなことが書かれていたけど、早まったんだね。
――って、8月と思いこんでたから、全然、チェックしてなかった。今日じゃん!
ワーナーミュージック・ジャパン (2005/07/06)
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早速、Amazonへ行ってこようっと。
『死神の精度』 伊坂幸太郎 [ミステリー、SF]
出ましたね~、伊坂幸太郎の新刊。
今度は短編集。“死神の見た6つの人間模様”だそうですから、尚そそられる~。
短編集はもともと好きで、井上雅彦さんがよく編んでいるアンソロジー(たとえば、『グランドホテル―異形コレクション〈9〉』や『十月のカーニヴァル―異形コレクション綺賓館〈1〉』など)とか、古川日出男さんの『gift』という、超短編集(掌編集というんだそうで)は、とても楽しめた。
短編集のよさは、手軽に読めて、でもしっかり楽しめる、というところ。もちろん、大長編も別の楽しみがあるんだけれどね。
実を言えば、伊坂さんの短編はまだ読んだことがない。一般的に、長いものが得意な作家、短いものが得意な作家、と分かれるけれど――読み手の好みの問題もあると思うけれど――この人は、さあどっち?
なぁんてね。この人の、さらさらと頭に染みこんでくる美しい文章が好きなので、長短あまりこだわらないほうが良いかもしれない。
★bk-1で見る→『死神の精度』
『解決浪漫倶楽部』遠藤淑子 著 [コミックス]
この人の名前を本屋の棚で見つけると、ついつい手が伸びてしまいます。
同じ白泉社でも、近ごろは、花ゆめではなくジェッツ・コミックスから出てるんですね。
のちに文庫でまとめる予定、ってことかな。
なんて勘ぐってしまいます。というのも、タイトルにもなってる作品が、連作で4作入っているんですが、他に短編が2編、「スマリ」シリーズが1編(番外編扱いだけど)、というように、選別がちょっとバラバラ。
ファンとしては早く読みたいけれど、もう少しまとまってから一冊にして欲しいなぁ、という気持ちも湧いてしまう……。
そのほうが、もっと気持ちが入り込める気がするんだけど。
エヴァンジェリン姫の活躍する『王室スキャンダル騒動』のころから、ヘタウマ的と言われた絵柄と、強烈なギャグの、妙なマッチぶり。この独特な味が好きだった私としては――といっても、子育てが入ったりして、順調に?発表順に読んできたとは言えない。
フツーの(?)コミックスと、文庫版で出たものと、ごちゃごちゃにして後追いしてきたから、リアル・タイムで読むと、そんな風に感じるのかなぁ。
そうは言っても、個性的なギャグのセンスは相変わらずで、ハマる人は填ると思う。男性にも受ける、ぜひ読んで欲しい、という意味での、ジェッツ・コミックス版でしょうかね。
タイトルから想像がつくように、大正時代を背景として、社会のあり方、その中であがく人間たち(とくに女性)が、笑いの対象になる。いや、笑いの対象は、一応、主人公の“万里小路空子(まりのこうじ たかこ)”なんだけど。
と書いてきて、これまでの彼女の“時代物”とは、微妙に味わいが違ってきてるのかな。
問題意識とでもいいましょうか、それがたまに、物語の流れを止める役目をしてる感がないでもないけど……。作品発表の舞台が変わってきてるように、作者も少しずつ、変化してきてるのかもしれませんね。