SSブログ

 『死神の精度』 伊坂幸太郎 [ミステリー、SF]


 出ましたね~、伊坂幸太郎の新刊。

死神の精度
死神の精度
posted with amazlet at 05.07.02
伊坂 幸太郎
文藝春秋 (2005/06/28)
売り上げランキング: 51


 今度は短編集。“死神の見た6つの人間模様”だそうですから、尚そそられる~。

 短編集はもともと好きで、井上雅彦さんがよく編んでいるアンソロジー(たとえば、『グランドホテル―異形コレクション〈9〉』や『十月のカーニヴァル―異形コレクション綺賓館〈1〉』など)とか、古川日出男さんの『gift』という、超短編集(掌編集というんだそうで)は、とても楽しめた。

 短編集のよさは、手軽に読めて、でもしっかり楽しめる、というところ。もちろん、大長編も別の楽しみがあるんだけれどね。

 実を言えば、伊坂さんの短編はまだ読んだことがない。一般的に、長いものが得意な作家、短いものが得意な作家、と分かれるけれど――読み手の好みの問題もあると思うけれど――この人は、さあどっち?

 なぁんてね。この人の、さらさらと頭に染みこんでくる美しい文章が好きなので、長短あまりこだわらないほうが良いかもしれない。


★bk-1で見る→『死神の精度



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。