J1開幕戦、名古屋は勝利

J's GOAL | 2009Jリーグキックオフカンファレンス：名古屋・ストイコビッチ監督のSHOUT！ for SHOOT！
J's GOAL | 2009Jリーグキックオフカンファレンス：名古屋・小川佳純選手のSHOUT！ for SHOOT！

■2009 J1 第1節 名古屋 vs 大分　3月7日（土） 14:03キックオフ　豊田スタジアム

　前半は、どうなるかとハラハラドキドキ、＆少々ガッカリだったのだけど。――まだまだ連携という部分では、練られていないのかなぁと思ったり。玉田ーダヴィのライン、左SB阿部翔平の不在を埋める選手の活躍、中盤の厚いチームとの対戦で顔を出すCHの動きの物足りなさ等々。

　後半は、“いつもの名古屋グランパス”（！）が戻ってきて、ワクワク～になりました。同点に追いついたときは、これでオーケイ、このままでいいよ～、と思ったけれど、結果も付いてきて勝ち点3ゲット！

　ガンバの西野監督じゃないけど、開幕戦は内容よりも結果。気持ちよく韓国でのACLに向かうにも、やはり勝利という結果は欲しかったし、その意味ではよかった。


　ダヴィ（1点目）、ダヴィ（3点目）、と新聞では持ち上げているけど――たしかに彼の活躍あっての結果だったのだけど――個人的には、やはり、“これが名古屋スタイル”の2点目が、気持ちいい、サイコー。
　昨日の試合で広島が見せていたような、こうした“流れるようなパスワーク”で相手を崩しきってのゴールが見たい。勝ちたい。そこへダヴィが絡んだのなら、なおよろしい。

　ゲーム中にミスターが「パス、パス。もっとサイドを使え」と言っていたのは、そういう意味だと理解した。


　ただ、ちょっと気になったのは、玉田選手が「短いかな？と思ったパスだったけど、（ダヴィが）決めてくれた」と言っていたこと。
　これまでは、ちゃんとしたクロスやパスでないと、ヨンセンのゴールには繋がらなかったけど、それが逆に、パスやクロスの精度を選手たちに要求していて、いい影響を与えていたのだと思う。それが雑になるとしたら、本末転倒だなと。

　ま、ミスター（ピクシー）が、そんなこと許すはずもないと思うけどね。