五輪枠、かぁ [フィギュア・スケート]
小塚選手、来年の五輪の枠取りのために“抑えた”からか、全体に元気がない感じだったなぁ。これまで、最初にダメもとで4回転に挑戦して、上手くいってもいかなくても(成功したのは1度くらいか?)、あとのプログラムは伸び伸び持ち味発揮、という演技を見てきたからかな。
な~んか「3枠」「五輪枠」と騒がしくて、天の邪鬼な私としては、それが目標でオーケイだったの? と言いたくなる。そりゃ、世界選手権は毎年あって、五輪は4年に一度。注目度も段違いなのかもしれないけれども。
それでも、世界フィギュアは、自身の最高の大会、のはずなんじゃ。
五輪のプレマッチじゃないはずなのに。
ここで挑戦しないで、どこでする、と思ってしまう……。
織田選手の順位が云々、という話が出ているけれど、本来は同国の選手だってライバルのはず。織田選手のおっちょこちょいなミスは、あれがなければ3位だったかも……とは思うものの、本人がわるいんだから、それを鼻で笑って、ガシガシ攻撃的にいってほしかったな~。まだ若いからこそ。
まぁ、上位陣の出来を見ていれば、さすがにメダルにはまだちょっと遠いな、とは思うけれど。その意味では、最終滑走組でやれた、ってことを、それこそ前向きに良かったね~と思うべきかも。
それでも、言いたくなってしまうこと。やっぱり、新・採点法がよくないのかなぁと。そんな風に“守り”に入らせる点数の付け方ってどうよ、と。
少し前まで、「これからは4回転が跳べなければ、世界のタイトルには届かない」なぁんて言ってたのに。むしろ(その選手にとっては不安な)4回転を回避して、自信のある3回転系をきっちり跳べば加点も付いて点数が上がる、という今の事態は、皮肉だね。
協会のお偉方が、どう考えていたのかは、分からないけれども。
「終わった」という表現は好きじゃないな~。そりゃ、トップも可能な選手だから、という意味では、金を獲れなかった、になるのだろうけど。でも、表彰台に乗ったのだから、そういうときくらいは、銅メダル獲得! と前向きに書いてほしいなぁ。